1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

2018-01-01から1年間の記事一覧

リザーバの構造を知って、気泡を取り除く

この記事を改訂して、「リザーバの気泡をほぼ完璧に取り除くく」の記事に置き換えました。 インスリンポンプのリザーバから気泡を取り除く方法について、「リザーバの気泡を取り除く」で書きましたが、この手順で気泡を取り除いても、大きな気泡がチューブに…

就寝中の基礎レート調整を確認した

前々記事及び前記事で書いた、起床時の高血糖を改善するために行った、基礎レートの調整は、とても上手くいっているようです。 昨日は夕食を摂りませんでした。これは計画外で行ったことで、14時ころに昼食を摂ったことと、かなりガッツリ食べたことで、お…

起床時の高血糖を改善

前記事で書いた、起床直後に高血糖になったことを改善しました。 対策として行ったことは2つです。 起床直前の時間帯(5:30~7:00)の基礎レートを10%上げる 補食にチーズを食べない この結果が、下図です。 5/4から3:00~7:30の基礎…

起床時の高血糖、その原因は?

今朝は、目が覚めた直後から血糖値が高かった。朝、起きると、何をさておき、血圧と血糖値を測定しています。これが、あさいちの私のルーチンです。 食事前にもかかわらず、SMBGの測定は159mg/dLでした。こんなに高いのは久しぶりで、異常値です。「なぜ…

夕食後から就寝前までの血糖値コントロール

血糖値が就寝前で120mg/dLとなることを目指しています。これは、就寝中に低血糖を起こさないようにするためで、この結果、翌朝の血糖値が80~90mg/dLであれば、コントロールが上手くできたことになります。 ところが、実際は、就寝前の血糖値を120…

なぜブログを始めたの?

ブログを書き始めて6ヶ月になります。そして、この記事は100本目です。月日が経つのは速いもので、1型糖尿病を発症して、今月末で1年半になります。下図は、これまでの経過。 糖尿病性ケトアシドーシスで突然入院した時、主治医から「劇症1型糖尿病に…

平穏な血糖値を目指すアプローチ

今日は定期通院日でした。HbA1cは前月と同じ6.0%。 それよりもうれしかったのは、肝臓関係の数値が改善されたことです。γ-GTPがずっと高かったので、飲酒の回数を減らすなどしてきましたが、なかなか良くならなかった。これが、やっと基準値の範囲に収まり、…

「1型糖尿病をご存じですか?」を読みました

「1型糖尿病をご存じですか?」を読了。ひと月ほど前に手許に届いたのですが、いろいろと忙しかったので、今日までかかり読み終えました。 この本を読んだ感想は、「発症してから現在までの1年半の、自分が歩んだきた道は間違っていなかった」との思いです…

糖質比に続き、基礎も見直す

前記事の「糖質比(インスリン/カーボ比)の見直し」に続いて、基礎レートも見直しました。 夕食の糖質比の変更後、以下は眠前と起床後の血糖値です。 4/29 眠前:90mg/dL(→補食19g) 4/30 起床時:92mg/dL 4/30 眠前:104mg/dL(→補食16g) 5/01 …

糖質比(インスリン/カーボ比)の見直し

就寝前の血糖値が高い日が続いたので、原因を考えてみた。私は、血糖値などのデータをエクセルで表を作り、全体を把握できるようにしています。直近の3週間のデータ(下図)を見ると、夕食の糖質比(インスリン/カーボ比)が自分の体調とズレてきているよう…

インスリン/カーボ比を決めるアプローチ

以前、「インスリン/カーボ比を見つける」の記事を書きました。この記事は、カーボカウントの方法を覚え、ある程度カウントできるようになった後に、 食事直前の血糖値(SMBG) 食事のカーボ量 打ったインスリン単位 を記録することで、自分のインスリン/ カー…

カニューレ:クイックセットとシルエットを比較する

私はポンプのカニューレ(インスリンの注入を行うために皮膚に刺す器具)をクイックセットで使い始めましたが、カニューレのもう一つのタイプであるシルエットについて詳しいことを知りませんでした。ポンプを使っている1型患者の多くの方がシルエットを使…

カニューレ・トラブルの原因

これまでに5,6回、カニューレのトラブルで高血糖になりました。最も酷かったのは、565mg/dLになった時です(詳しくはここ)。この4週間で3回のカニューレ・トラブルが起きましたが、クイックセットに問題がありました。 ポンプの使用で、一番怖いの…

今日は通院日

今日は月1回の通院日でした。HbA1cは6.0%で、前月より0.1の改善です。 もう少し良くなっていると期待していましたが、まあ、こんなものでしょう。 この3週間の血糖値コントロールは、全体に良い状況です。2月中旬に行った基礎の調整が、とても良い…

カニューレのトラブルで、突然の高血糖(360)

昼食後、360の高血糖になりました。原因は、カニューレのトラブルでポンプからインスリンが体内に入っていなかったためです。 この写真は、上野動物園のシャンシャン(後で木登り)とシンシン(手前で笹を食べている)です。あさいちで観て来ました。 上…

ポンプを使用した約7ヶ月を振り返る

ポンプ/SAPを使い始めて7ヶ月を超えました。この間に、いろいろなトラブルを経験し、機能や利用方法の気づきがありました。ちょっと大げさな言い方ですが、インスリンが完全に枯渇している私にとって、今、ポンプは自分の体の一部です。 この1ヶ月、ポ…

免疫力の低下を実感した

1年4ヶ月ほど前に1型の発症から入院・退院の時、主治医から「風邪をひくと、これまでよりも治りが悪いので、注意するように」との説明を受けました。そのため、風邪に罹らないように気をつけています。冬場の外出時はマスクをする、年を通じて、外出から…

インスリンの打ち方で血糖値上昇を抑える

1型を罹患している糖尿病専門医のブログで、次の情報を知りました。 超速効型インスリンが登場したころ、速効型インスリンのように食事の30分前に打つ必要がないとの話しがあったが、超速効型インスリンはそこまで超速効ではない。超速効型インスリンは、食…

発症後の体重変動はインスリンと関係する?

16年11月末、突然の劇症1型の発症で、それまでは63~64キロを維持した体重が3日間で6キロも減少しました。入院中に、インスリンを打つことで、体重が増えるようになるとの話しを聞いたので、退院後は元の体重に戻ると期待しました。 ネットで「イ…

発症後の体調変化

劇症1型糖尿病を発症して1年4ヶ月が経過します。発症してからの体調変化について書きます。 発症した経緯は、ここで書きました。 発症から入院を経て、退院後の生活で起きた変化は、以下です。 体重が減少(3日間で6キロの減少)し、その後回復しない ⇒…

ISIG値からCGMセンサ劣化の予兆を知る

14日(水)から使い始めたCGMセンサが、4日目の18日からセンサの劣化が始まりました。昨日(5日目)の朝からそれが顕在化し、6日目の今日まで、ぎりぎりに役割を果たしたという感じでした。 最初の予兆は、4日目に出てきました。 前記事に 写真に…

CGMセンサのISIG値から血糖値を把握する

ここの「上手な較正で、ポンプ/SAPのグルコース値の精度を上げる 」の続きです。 私の基本的な較正の考えは、 ① 起床後(朝食前)に較正する ② 血糖値が高い時(朝食または昼食後1時間ほど)に較正する ③ 就寝前1時間くらいに較正する で行い、1日に3…

ポンプ/SAPの暴走

2日前の火曜日、突然、ポンプをコントロールできなくなりました。こんなトラブルは初めてです。 上図は、その時のアラームの履歴です。 15:42ころに、較正をしました。すると、数分後に、「センサ接続完了」のアラームが表示されました。センサを外し…

上手な較正で、ポンプ/SAPのグルコース値の精度を上げる

前記事で、低血糖を回避するために基礎をコントロールしていることを書きました。これは、ポンプ/SAPが表示するグルコース値が実際の血糖値になっていることが前提で、CGMの較正を適切に行うことが必要です。 ポンプ/SAPの「較正」は、センサが測定…

基礎のコントロールで低血糖を防ぐ

前記事で、低血糖になる前にポンプ/SAPの機能で対応していることを書きましたが、これについて、もう少し詳しく書きます。 上図は、今日の血糖値変動です。毎食後のように朝食後に血糖値が上昇しました。 10時半ごろ、ポンプのアラームが鳴り、「低グル…

高血糖が減少したが、低血糖が増えた

基礎の調整を行ってから、起床後・食事前の血糖上昇と午前の高血糖(300前後の高血糖)が全く無くなりました。この観点で血糖値が安定しているとは言えますが、低血糖が増えていることが悩みです。今のところ、基礎の再調整が必要とは考えられないので、…

血糖値が超安定した日

今日の血糖値変動は、とても良かった。というよりも、良すぎです。センサがおかしいのでは、と疑い、何度もSMBGで確認しましたが、ポンプに表示されているグルコース値との乖離がほとんど無く、その度にホッとしました。 血糖値が低めだったので、何回か補食…

ポンプ/SAPの「センサ再接続」は役立たず

昨日、トランスミッタを外す必要がありました。約10分間だけCGMセンサから取り外した後、再びセンサに接続し直すと、想定外の動きで、とても戸惑いました。結論を言えば、「センサ再接続」は使い物になりません。 ポンプとトランスミッタ間の通信が確立…

基礎の調整は良好だが、課題が残る

2月20日に確定した基礎を使い続けていますが、結果は良好です。 起床後から朝食前までの血糖値上昇が無くなりました。上図は、ポンプ/SAPのデータから作成した、今朝のグルコース変動です。 昨夜の眠前に補食していますが、就寝中の血糖値が安定 起床…

注射器で非常時に備える

主治医に注射器を処方してもらいました。外出時に、ポンプの故障などでカニューレからインスリンの注入が出来ない場合に使います。先月開催されたYOKOHAMA VOXの参加者からこの方法を聞き、これは良いと思い実現したものです。 ポンプが使用できない時に備え…