ポンプエラーが起き、ポンプを交換した。
目次
ポンプエラーの発生
2/26夜、ボーラスをしようとすると画面に『ポンプエラー』が表示され、全ての機能が停止。履歴を見ると、エラー番号43と41が起きたと記録されている。
サポートラインへ電話し対応を聞いた。担当者の指示に従い『セルフテスト』を実行したが、問題なし。「ケースにヒビ割れがあるか?」と聞かれたので、最近2~3ヵ月で数回、突然ポンプがベルトクリップから外れるトラブルが起きたこと、ベルトクリップの構造からポンプとベルトクリップが自然に分離するのは考え難いこと、ケースに何か問題がある(外から見えない箇所にヒビ割れがある等)と感じていることを伝えた。担当者とやり取りした結果、ポンプを交換することになった。
電話で伝え忘れたが、前日(2/25)、ポンプのベルトクリップが外れ、ガツンと固い床にポンプが落ちた。シリコンカバーをつけているが、ポンプの角から床に落ちたので、ポンプ内部にかなりの衝撃があったはず。これが原因かもしれない。
安全・安心が重要なので、不測の事態になる前にポンプを交換するのが正解。
ポンプのエラー番号の意味を知る方法
サポートラインへ電話した後に、AIにエラー番号の意味を聞いてみると、適切な回答が得られた。
GoogleのGeminiの回答

同じ質問を英語で尋ねたときの回答

ポンプの交換
翌朝(2/27)、代理店の担当者からの電話で、配送日時の確認、付属品の送付を依頼した。
2/28(土)朝、新しいポンプが届いた。
昨年5月に780Gを交換し、そのときの記録↓。この経験を生かして交換した。
taky-t1-life.hatenablog.com
ポンプのチェック
使用中のポンプ(左)と新しいポンプ(右)を並べ、ハードウェアとソフトウェアの変更があるかを確認。同一バージョンだった。

設定をコピー
2/28(土)夜、使用中のポンプの設定情報を手作業で新しいポンプに入力。間違いや漏れが無いよう、慎重に1時間ほどかけて実施。
新しいポンプの設定を行うと、ポンプ上はインスリン注入(基礎注入)が始まる(リザーバを設定するまでは停止)。実際の切り替えは、翌週の木曜日に定期受診があるので、それ以降に行うことに決めたが、実リザーバを装着せずに、ダミーで装着状態にした。
3/1(日)~3/5(木)の間、使用中のポンプと同じ操作(主にボーラス)を新しいポンプで行い、ポンプを育てる(スマートガードを有効にする条件をクリアする)。
ポンプの切り替え(3/5(木)17:40~20:00)
3/5(木)午後の定期受診から帰宅直後にポンプを切り替えた。
新しいポンプへの移行が短時間でできるように、以下の工夫をした。
- CGMセンサは前日(3/4)に使用開始したものを継続使用する
- トランスミッタの充電時間を減らす
- カニューレを交換はしないで、使用中のリザーバを移す
- センサのウォームアップの時間中に並行できる作業を行う
【3/5(木)17:30 ポンプ切り替え開始】
① 新しいポンプ(右)で空ボーラスして、TDDを使用中のポンプ(左)の総量と同じにする

② 使用中のポンプからトランスミッタとスマホの接続を解除
- ポンプとトランスミッタのペアリング解除
- ポンプとiPhoneのペアリング解除(iPhoneのBluetooth設定を削除)
③ トランスミッタをCGMセンサから外し、充電器に挿入
④ 使用中のポンプからリザーバを外し、新しいポンプで以下を行う
- 『巻戻し』を実行
- リザーバを装着
- 『取付』⇒『充填』⇒『完了』を実行
- 新しいポンプの使用スタート(この段階はマニュアルモード)
⑤ トランスミッタの充電完了後、新しいポンプとペアリングする
⑥ トランスミッタをセンサに接続する ⇒ ウォーミングアップ開始(3/5(木)18:00)
⑦ 新しいポンプとiPhoneをペアリング(ポンプのウォーミングアップ中に実施)
- 古いポンプを離れた場所(Bluetooth通信が届かない場所)に置く
- iPhoneのミニメド・モバイルアプリで『新しいポンプ』を選択し、ペアリングする
⑧ 2時間のウォームアップ後、『要血糖値』が表示(3/5(木)20:00) ⇒ 実測値を入力
⑨ 『スマートガード』がスタート

ポンプの使用開始と同時にスマートガードを有効にする
ミニメドのガイドでポンプを交換すると、ポンプ使用開始からスマートガードが有効になるまで48時間以上かかる。
「はじめてみよう!ハイブリッドクローズドループ」のP.5↓

インスリン注入開始後の最初の深夜0時から48時間経過することがスマートガードを有効にする条件の1つ。この48時間をスキップすることができる。
2/28(土)夜に新しいポンプの設定を行ったので、(ポンプ未使用の状態で)このときからインスリン注入(基礎注入)をスタートさせた。
ポンプの切り替えを行うまで新しいポンプは体に装着せずに、使用中のポンプと同じ操作(ボーラス情報のインプット)を行う。
3/5(木)夕方、新しいポンプに切り替えを行い、20時にセンサのウォームアップが完了後にスマートガードが有効になった。
ポンプは『2/28夜にインスリン注入を始めた』と認識させたので、「インスリン注入を開始してから最初にむかえる深夜0時(3/1午前0時)よりポンプ切替日(3/5)の午前0時まで96時間」を経過した。これで、スマートガードを有効にする条件の一つをクリアでき、他の3条件(センサの使用、糖質比と残存インスリン時間の設定、インスリン注入状況)を満たせば、スマートガードが有効になる。2つの条件は既に満たしているので、センサのウォームアップ完了と同時にスマートガードが有効になった。

新しいポンプがスマートガードONになるまでに要した時間は約2時間30分(この大部分はセンサのウォームアップ時間)。この方法は、短時間でシームレスに新しいポンプでスマートガードを有効にできることがメリット。デメリットは、780Gの仕組みをきちんと理解している必要があること。
CGMセンサの継続使用
新しいポンプを使い始めるとき、ポンプとトランスミッタのペアリングをするために、トランスミッタを充電器にセットする必要がある(ポンプは充電器からトランスミッタを外すタイミングでブルートゥース通信の認識が始まる)。
短時間でポンプの切替を行いたかったので、使用中のセンサをそのまま使うことにした。ポンプ交換の前日(3/4)朝に新センサを使い始めたが、後日トランスミッタをセンサから外せるように、オーバルテープ1枚と粘着タブで腕にセンサを固定。
また、このセンサは、記事:「780G:CGMセンサの取扱(較正許容範囲外、実測値から乖離など)」のセンサと同一ロットで、実測値からの乖離があると想定。実際、較正しても+20~25の乖離が続いたが、新しいポンプへの移行でセンサがリセットされ、乖離は解消した。