1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

2026.8月の受診結果

8/20(木)に定期受診したので、その記録。

 

目次

 

受診内容

ヘモグロビンA1cは6.5%、前回から+0.1%。前回と同じくらい予想していたので、少し意外(この分析は後述)。

 

 

4月に主治医が交代してから4回目の診察で主治医は「今の状態はどんな感じですか?(満足しているかの意味)」と聞かれた。自分ではベストに近いと考えているので、「就寝中の低血糖がかなり減らせたこと、250超の高血糖になることも少ないので、問題ないと考えている」と話した。

 

1年ほど前は朝食の糖質比が8.5g/uだったが、今は5.5g/uになりインスリンが増えている(昼食は10g/u、夕食は9g/uで変化ない)。この原因は何か、を尋ねた。

主治医は「体重の増加や加齢などが考えられる」との返答。確かに、昨年後半から体重が増え続けている。

63~64㎏がベスト体重だが、昨年7月に66.0㎏、その後67㎏前後を行ったり来たりしながら、今は68㎏になっている。食事と運動で減量に努めているが、減らないで増えるばかり。何とか、増加傾向から抜け出したい。

 

血糖管理とHbA1cの変化

前回の受診から行ったことは

  • 高血糖対策
    • 朝食の糖質比を約5.5g/u
    • 高脂質・高タンパク質で後上がりになる可能性がある食事は分割ボーラス(+20~30%のインスリン量を0.5~1時間後にボーラス)
    • グルコース変動が高く、200を超えるときはマニュアルモードで追加ボーラス(2~5単位)
  • 低血糖対策
    • 就寝前の実測値に応じて補食
    • 就寝中に低血糖アラーム(xDrip+)が鳴れば補食

この結果、TBR(<70)が1.9%に低下、250超の高血糖も大幅に減少した。

 

この影響で平均値が上がり、A1cが+0.1%になったと推測。今回の変化は許容範囲と考えている。

 

センサグルコース値から計算したHbA1cを血液検査値と較べる。

計算値は

  • 検査日の30日前から前日までの30日間の平均グルコース値(G1)
  • 検査日の60日前から30日前までの30日間の平均グルコース値(G2)
  • 検査日の120日前から60日前までの60日間の平均グルコース値(G3)

から加重平均グルコース値を求め、計算している。

  G1×0.5+G2×0.25+G3×0.25 = 加重平均血糖値

  加重平均血糖値 ÷ 30 + 2 = 標準のHbA1c

 

月刊 糖尿病ライフ さかえ 2023年5月号 42頁

 

前回受診時と今回受診時の各6週間のグルコース中央値を比較する。

 

この比較で2つの課題が見えてくる。一つは、朝食後から昼食前までの血糖値が増加していること、二つ目は夕食後の増加量が大きいこと。

前者は朝食後の血糖値が緩やかに降下していることが理由で、後者は、就寝中の低血糖予防と、就寝直前の補食を避けるために、夕食後のグルコース値を高めにしていることに原因あるようだ。

これらを改善すればA1cを下げられるかもしれないが、現状でOKと考えている。

 

6週間の記録

TIR

 

AGP

 

Hourly stats

 

 

Weekly distribution

 

Week to week

 

私にとってのヘモグロビンA1c(HbA1cの位置づけ)

8/5(水) 18:00 「まとめ」に追記

 

私はヘモグロビンA1cの値をあまり気にしていない。ひとつの指標に過ぎないと考えているので、HbA1cを幾つにしたいという目標を持っていない。そのように考える理由は幾つかある。HbA1cについての私の考えをまとめる。

 

目次

 

HbA1cの変動とトレンドを見ている

2016年11月28日に1型を発症した。突然の出来事で戸惑い、最初の1年くらいはHbA1cの数値に拘っていた。高血糖を減らすことを優先した結果、HbA1c5.5%を記録したが、今振り返ると馬鹿な対応だったと感じる。その後、血糖管理の仕方を覚え、目標を『低血糖を無くし、高血糖を減らす』に変え、今に至る。

 

HbA1cは、検査間の変動(変化・トレンド)を見るようにしている。

 

HbA1cは約2ヶ月間の血糖値の平均を示すものなので、私の場合、6.2~6.4の範囲が定常状態と考えている。その範囲を超える(あるいは下回る)場合、「なぜなんだろう?」と原因を考えるようにしている。上図で、この範囲を超えた箇所は、その原因を把握できている。

 

HbA1cが示すもの

HbA1cが何を示しているのか、その特性を理解することが大事と思う。

 

国立循環器病研究センターの『HbA1cってなに?』が参考になる。

www.ncvc.go.jp

 

以下に引用:

ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働きをしています。血液中のブドウ糖がヘモグロビンとくっつくと糖化ヘモグロビンになります。

血糖値が高いほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなります。いったん糖化したヘモグロビンは、赤血球の寿命(120日)が尽きるまで元に戻りません。

血糖値の低い状態が続くと、ヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が少なくなるので、HbA1cは低くなります。

血糖値の高い状態が続くと、ヘモグロビンと結合するブドウ糖の量が多くなるので、HbA1cは高くなります。

 

HbA1cは糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。

 HbA1cは過去1~2ヶ月の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。

 

ここで重要なことは、HbA1cの検査値が「赤血球の寿命は120日」が前提になっていること。

 

赤血球寿命の個人差がHbA1cの検査値に影響を与える

この「赤血球の寿命は約120日」は標準的な場合で、実際は赤血球の寿命が120日よりも短い人、120日よりも長い人がいる。そして、赤血球は、体の中で、新しい赤血球が作られ、古い赤血球が壊されるが、一斉に入れ替わるのではない。毎日全体の約1%くらいずつ新しく作られ、古いものが破壊される。

そのため、(個人差から)赤血球の寿命が短い人のHbA1cは標準値よりも低く(「偽低値」)、長い人は標準よりも高い(「偽高値」)。

 

田原保宏先生は次のように述べている。

HbA1cが標準値と一致する患者はごく一部で、大多数の患者は何らかのずれを有している。この個人差の大きさと臨床的有用性を考え、±0.5%以内を許容範囲と考えるべき。ずれが許容範囲に収まる患者は68.2%で、残りの31.8%は許容範囲を超えている。特に問題なのは、4.6%の患者は±1%以上のずれを示す。4.6%という割合は小さいように見えるが、数十人の患者を診察すると、±1%以上ずれる患者が2~3人いることになる。

月刊さかえ 2023年6月号 47頁

詳細は、 記事「ヘモグロビンA1cの信頼度を調べる」を参照

 

数年前、ある1型のブログで、血液検査のレポートを見たことがある。1型でインスリンが枯渇しているにもかかわらず、HbA1cが5%台の前半で極めて低い数値だった。グリコアルブミンを同時に検査していたので、換算式(HbA1c=GA÷4+2)で計算するとHbA1cは6.2%くらいだった。HbA1cに影響する疾患(溶血性貧血、脾腫など)を持っていないようなので、恐らく、標準値からのずれが-1%以上なのだろう。でも、当人はそれを知らず、HbA1cが健常者と同じような数値になっていると安心しているようだった。

 

検査結果が病院によって違う?

HbA1cの検査結果は、受診する病院によって異なることがある。

原因は

  • 測定方法(HPLC法/免疫法/酵素法)の違い
  • 検査機器の誤差
  • 検体の鮮度(外部の検査機関に委託するための輸送時間)

などで、±0.2~0.3%の違いが起きることがある。

 

HbA1c検査でヘモグロビン量をカウントしている訳ではない。化学処理で、糖化ヘモグロビンの%を算出しているので、検査機器や環境による誤差が生じる。

 

詳細は次を参照

kagayaki-cl.jp

 

標準値からのずれの確認

HbA1c検査値の標準値からのずれを検証することができる。方法は次の3つ。

月刊さかえ 2023年6月号 47頁

1の方法は容易ではない。2はCGMのデータを使えば計算できる。

 

3は受診時に主治医にリクエストすれば検査してもらえる。グリコアルブミン(GA)は、血漿中のタンパク質がブドウ糖と結合している割合を測定するもので、直近2~3週間の平均血糖値が反映される。保険診療のGA検査は制約があるが、例外でHbA1cとGAの検査を同時に行うことできる。月刊さかえ202年2月号の記事から以下に抜粋。

保険診療においては、ヘモグロビンA1c、GAまたは1、5-AGの3項目のうち、どれか1項目を月1回測定できます。ただし、下記の①~④に該当する患者さんについては、同一月に3項目のうち2項目まで測定できます。

① 妊娠中の患者さん

② 1型糖尿病の患者さん

③ 経口血糖降下薬の投与を開始してから6ヵ月以内の患者さん

④ インスリン治療(自己注射)を開始してから6ヵ月以内の患者さん

なお、妊娠中の患者さんは1ヵ月に2回、GA検査を受けることができるようになっていますが、妊娠中の患者さん以外は、同じ項目を1ヵ月に2回算定することはできません。

 

私は2の方法で確認している。CGMのデータをNightscoutを使い保存しているので、簡単に計算できる。

標準値からずれは+0.1~0.2%、許容範囲内。検査値が若干高めに出ている。

 

まとめ

HbA1cは血糖値の状態を示す絶対的なものではなく、約2ヶ月間の平均血糖値にもとづく血糖管理のひとつの目安。だから、「HbA1cが○%以上なら・・・・の可能性がある」はスクリーニングとして有用かもしれないが、患者の管理指標としては最適とは言えない。

 

いずれにしても、HbA1cは約2ヶ月間の平均値になるので、日々の血糖管理が重要で、その結果(積み重ね)がHbA1cに現れる。

 

2023年12月に眼科を受診したとき、医師から「左眼に僅かな眼底出血がある」と言われた。この告知はショックだった。その後、定期的に眼科の受診では、眼底出血が増加していない。

 

日々の血糖管理をTIR(Time In Range)で行うのが最適かと言えば、そうは思わない。TIRが100%であっても、血糖値(グルコース値)が70~180の上限にはりついても100%になる。TIRよりもTITR(Time In Tight Range: 70~140に収まる割合)で管理するのが望ましいが、TITRの数値を簡単に表示できない問題がある。

 

私は、日々の平均グルコース値と標準偏差を見るようにしている。悪い日は、平均値が上がり、標準偏差が大きくなる。「低血糖をなくし、高血糖を減らす」を目標に、「低ければ食べる、高ければ射つ(ボーラスする)」を行っている。

 

2026.7月の受診結果

今週・木曜日(7/09)は定期受診、その記録です。

 

目次

 

受診内容

ヘモグロビンA1cは6.4%で、前回から変化なし。

 

主治医からは「この内容は良いですね、素晴らしいですよ!」とのお言葉をいただいた。

 

血液検査の結果で、Hが4項目、Lが1項目あるので、内容を確認。「基準値から僅かに外れているが、この数値なら問題ない」との説明。

 

診察は短時間で終了。

 

血糖管理の振り返り

 

朝食の糖質比を変更(詳細は→「朝食の糖質比の調整」)したので、200超の高血糖が減少したが、それでも250を超える超高血糖が数回起きている(前半3週間で2回、後半3週間で5回)。300超は2回ある。これが課題。

自動補正量は1日あたり約1%で、高血糖はマニュアルモードでボーラスしたことを示す。

 

これらの対応で、TAR(>180)が減少し、TIRが改善した。

 

就寝中に低血糖が起きる頻度も少なくなっている。寝る前から起床時まで一時目標をONにしている。

一時目標をONにすると

  • 自動補正が停止し、オート基礎のみでカバーされる
  • オート基礎がタイムアウト(最小注入レートの制限時間になる)になると、基礎レートは最小値(0.025u)で注入される

となり、インスリン注入が抑制され、低血糖に陥るリスクが減る。

血糖値を150前後くらいで入眠することが多い(残存インスリンの効果で就寝中に下がる)ので、就寝中は以前よりも高めになっている。この影響で、日中の高血糖が減少しても、平均値が下がらなかったのかもしれない。また、HbA1cは約3~4ヶ月の血糖値が反映される(直近30日の影響は約50%)ので、今回の血液検査は変化しなかったとも考えられる。

 

6週間の記録

TIR

 

AGP

 

Hourly stats

 

 

Weekly distribution

 

Week to week

 

朝食の糖質比の調整

この数ヶ月、朝食後に高血糖になることが多いので、何回か糖質比を変えてきたが、やっと「これでOK!」と思える状態になった。

 

目次

 

糖質比の変更履歴

昼食の糖質比は10g/u、夕食は9.0g/uで固定しているが、朝食の糖質比は

  • 昨年12/23まで 8.0g/u
  • 昨年12/24から 7.5g/u
  • 今年2/26から   6.3g/u

と変更した。それでも時々250超の高血糖になる。その場合、スマートガードの自動補正に任せて放置すると血糖値が下がらないので、マニュアル・モードでボーラスする。

原因は、食事に対するインスリンが足りないことだが、これを解決するのは単純ではなく、かなりやっかい。

 

データの分析

血糖管理は『PDCAを回す』ことと考えている。これは発症後の数年で学んだこと。

計画・仮説(P)を作り、実行(D)する、結果を把握・確認(C)し、対応(A)を考える、のサイクルを回す。一回のサイクルは、数週間から1か月くらいを目安にしている。このサイクルを繰り返すことで、解決策が見つかる。

 

発症してから、TreatmentデータをExcelで記録している。最初は『自己管理ノート』の代替が目的だったが、徐々に自分の血糖管理のためにデータを記録するようになった。1日のデータをExcel1行で集計するので、体の変化を容易に把握できる。毎日、寝る前の5分ほどでExcelに入力し、その日を振り返ることをルーチンにしている。

 

4/16~5/27のデータ(昼食までの部分):

 

データを分析して試行錯誤を行い、たどり着いたのは、朝食の糖質比は6.8g/u+α(α:1.5~3.0)にすること。これは、カウントしたカーボ量を6.8で割り、1.5~3.0を加える。

αが1.5~3.0の変動は

  • 摂るカーボ量が少ない場合、インスリン不足で高血糖になることが多い。これを防ぐために、ほぼ無条件で2.0を加える
  • 食事の内容(食材など)で調整する。特に米飯の場合、200を超えることが多いため、3.0を加える
  • 午前中の予定(体の負荷)に合わせて調整する。運動量が多いと予想される場合、インスリンを減らす(1.5にする)

で、状況に応じてインスリンを調整するため。

糖質比を変えた効果

5/28~7/08のデータ(昼食までの部分):

朝食後~昼食前の補正する頻度が大幅に減っている。次の食事前の数値が100前後になればOKで、この割合も増えている。

 

ポンプは、朝食の糖質比を10g/uに設定しているので、カーボカウントした数値から計算したインスリン単位数をボーラスする。

 

例1:7/03(金)はパン食で糖質62g

 62g÷6.8g/u+2.0=11.1 ⇒ 11.4単位

 

例2:7/06(月)は米飯で糖質83g

 83g÷6.8g/u+3.0=15.2 ⇒ 15.0単位

 

傾向としてインスリンが過剰になるので、補食が増える。でも、高血糖を減らせること、低血糖になる前に補食で対応できるので、問題ないと考えている。

 

付随的な影響

高血糖の頻度が減ったので、TDD(1日のインスリン総量)も減少した。その結果、オート基礎レートが下がり、就寝中に低血糖になることが減り、安定している。

就寝中は一時目標をONに設定している。これは

  • 一時目標の設定中は『自動補正』が停止する
  • オート基礎がタイムアウト(最小注入レートの制限時間に達する)が発生した場合、注入される基礎量が最小になる

ことで、低血糖を避けられる。

下図(↓)では午前4時に『最小注入レートの制限時間』に達してタイムアウトとなり、『要血糖値』になった。そのまま寝ているので、オート基礎が最小レート(0.025u)で注入し続けている。

 

一方、TDDが減少すると、スマートガード・ボーラス時に『調整』が働くことが多い。

 

780G:アップルウォッチのグルコース値表示が遅延するトラブル

最近、アップルウォッチでポンプのグルコース値を表示するのに時間がかかる。10秒以上待っても表示されないこともあり、とても不便。モバイルアプリの再導入で解決する。

 

目次

 

トラブルの内容

通常、アップルウォッチでモバイルアプリを選択すると1~2秒でグルコース値が表示される。ところが、次のような状態になる。

  • 数秒後にグルコース値は表示されが、スマートガードのシールド(青い背景)が表示されない(この状態で左へフリックし、次の画面に移ると不完全な画面表示になる)

あるいは

  • 画面が切り替わるが、10秒以上待ってもグルコース値が表示されない

結局、ポンプで確認することになる。これではアップルウォッチが役立たずで、ストレスが溜まる。

 

iOSとモバイルアプリ間で不整合が起きていることが原因のようだ。モバイルアプリを削除してインストールし直すと解決する。手順はそれほど難しくないが、少し手間がかかる。

 

モバイルアプリの再インストール

iPhoneからモバイルアプリを削除する

 

ポンプから"Mobile XXXXXX"を解除する
  • ポンプのメニュー画面から『ペアリングされた機器』へ移動する
  • "Mobile XXXXXX"を選択する
  • 『ペアリング解除』を選択する

 

iPhoneのBluetooth設定から"Pump XXXXXXXX"を解除する
  • iPhoneの『設定』へ移動する
  • Bluetoothを選択する
  • Pump XXXXXXXXの右端のiをタップする
  • 『このデイバスの登録を解除する』が表示されるので、タップして実行する

 

Appleストアから『ミニメド モバイル』をインストールする

 

モバイルアプリの設定

モバイルアプリを起動する

iOSのバージョンがサポートされているものより新しい場合、ウォーニングが表示される(バージョンについて後述)。『続行』を選び、次に進む。

 

ケアリンクパーソナルにログインする

 

ポンプとiPhoneをペアリングする

 

780Gを選択する

この(↑)画面で、使用しているポンプ(左)を選択すると、次のステップに切り替わりペアリングがスタートする(iPhoneからポンプを探すBluetooth信号が出始めるので、速やかにポンプ操作を行えるようにしてから選択する)。

ポンプ側で(↓)『ペアリングされた機器』に移動し、『新しい機器のペアリング』を選択する。

 

ペアリングの失敗

『新しい機器のペアリング』の選択後、しばらく経って、 『ペアリングが失敗しました』のメッセージが出ることがある(モバイルアプリの削除後の最初のペアリングで起きることが多い)。

このエラーが出たときは、iPhoneの『設定』で『Bluetooth』を選択し、Bluetoothをオフ → 数秒待つ → オン を行う。

オフ → オン後、一つ前の画面(どのポンプを使用していますか?)に戻り、ペアリングをやり直す。

 

iPhoneがポンプを探す(Bluetooth接続)途中、『"MineMed Mobile"は通知を送信します。よろしいですか?』が表示されたら、『許可』を選択する(この↓画面は1回だけ表示される(やり直し時は表示されない))。

ポンプに『Mobile XXXXXX』が表示されるので、『確認』を選択する。

 


モバイルアプリとポンプの再接続

モバイルアプリにポンプの情報が更新され、グルコース値が表示される。

 

アップルウォッチの設定

  • iPhoneのWatchアプリを起動する
  • 下にスクロールして、『使用可能なアプリ』に移動する
  • MiniMed Mobileをインストールする

 

  • 『マイ文字盤』から使用中の文字盤を選ぶ
  • コンプリケーションに『ミニメドモバイル』があることを確認する(ない場合は指定する)

 

ウィジェットにモバイルアプリを登録しているので、『ウィジェットの追加』を行う。

 

トラブルの原因は?

私の環境は

  • iPhone 12Mini
  • iOSバージョン 26.5
  • Apple Watch Series 9
  • WatchOSバージョン 26.5

 

今回のトラブルは、iOSバージョン26になってから起きるようになったと思う。昨年9月にiOS 26に更新した。そのときから、AppleWatchでMiniMed Mobileの応答が遅くなった。3か月ほど様子を見たが、同じ状態が続き、ひょっとしてと思い、モバイルアプリをインストールし直して解決した。

 

その後、iOSが26.1→26.2→26.3と更新してきたが問題なかったが、5月中旬にiOS26.5にアップデート後、このトラブルが再発した。

 

モバイルアプリがサポートする機器とiOSのバージョン

Appleの最新のiOSバージョンは、ミニメドのモバイルアプリでサポートされていないことが多い。

 

ミニメドは稼働確認したものを検証済モバイル機器・OS一覧としてしているが、これは医療機器の性質からやむを得ないと思う。

 

サポートされるモバイル機器とOS ⇒ 検証済モバイル機器・OS一覧

 

 

モバイルアプリが動かなくなると困るので、『自動インストール』をオフに設定し、利用可能になった最新のバージョンをインストールするかどうかを都度決めている。

 

基本は、セキュリティの脆弱性を避けるには最新バージョンをインストールするようにしている。そこで、Appleがリリースした最新バージョンでモバイルアプリを問題なく使えるかの情報を、海外のFacebookから得ている。その情報を確認した上で、iOSの更新を行っている。

 

耐用期間に達したのでトランスミッタを交換

トランスミッタの使用が1年を超えたので、新しいトランスミッタと交換した。

 

目次

 

トランスミッタの耐用期間

トランスミッタの添付文書(法律に基づき医療機器の安全な使用や適正な操作を目的に作成される公文書)の4ページに以下の記載がある。

  添付文書 ⇒ ガーディアン 4 トランスミッタ

 

 

ミニメドが定めた耐用期間(保証期間)は1年。9年前にポンプを使い始めた際、1年を超えて使っていた。そのトランスミッタに不具合が起きたが、保証期間切れとの理由で交換して貰えなかった。この経験から1年で交換するようにしている。

 

新しいトランスミッタのリクエスト

トランスミッタは通院先の病院がミニメドから購入し、患者に提供される。その費用はポンプの保険点数に組み込まれている(トランスミッタを含むSAPの保険点数は730点)。病院は使用期間を管理していないので、患者が自分で管理する必要がある。交換したいときは、病院に依頼する。耐用期間を超えないようにすることは、ミニメドの交換サポートを得るために重要。

 

前回交換したのは昨年4月4日。3月の受診時にリクエストするのを忘れ、5/28の受信時に依頼した。2週間ほどで「入荷した」との連絡がきたので、早速受け取った。

 

トランスミッタの交換

CGMセンサを交換するタイミングに合わせ、今週月曜(6/15)にトランスミッタを交換した。

 

【手順】

  1. 充電完了後のトランスミッタを充電器に接続した状態にする
  2. ポンプ・メニュの『ペアリングされた機器』から『センサ』を選択し、『ペアリング解除』を行う(使用中のトランスミッタのペアリングを解除する)
  3. 続けて、『新しい機器のペアリング』を選択する
  4. トランスミッタを充電器から外す
  5. ポンプの画面に『検索‥‥』が表示後、『機器の選択』画面になる
  6. 新しいトランスミッタのシリアル番号と一致していることを確認する
  7. 『確認』を選択する

 

高血糖を減らす取り組み:対策と対応

定期受診でHbA1cが改善(-0.2%)したが、高血糖を減らす努力をしたことが大きく影響したと考えている。私の対策と対応についてまとめる。

 

目次

 

糖質比の調整(朝食後の高血糖対策)

朝食後の高血糖増加で糖質比を変えてきた。3/8/'26に投稿した記事「2026.3月の受診結果」に次のように書いた。

8.5g/uと決めていた糖質比を、昨年10/18から8.0g/uに変えたが、高血糖が無くならない。そこで、次のように、変更⇒効果を確認、を繰り返して段階的に調整。

  • 12/24から 7.5g/u
  • 1/25から  7.0g/u
  • 2/09から  6.7g/u
  • 2/26から  6.3g/u

この結果、180を超えることがほぼ無くなった。少しインスリン過多の傾向があるので、正確に言えば6.3~6.5という感じで、昼食前に補食が必要なことがある。

昼食の糖質比は10.0g/u、夕食は9.0g/uで変更ない。

 

当初は良さそうに感じたが、高血糖を解消できなかった。データを集め、傾向を見ると、糖質比とカーボ量の単純な関係ではなく、インスリン量をかさ上げすると良いかな、と考え実践。計算式にすると『y=X/a+b』で、aは糖質比(6.8g/u)、Xがカーボ量、bは固定値(かさ上げ量:1.5~2単位)で計算する。

 

例えば、カーボが62gの場合、62/6.8+2⇒11単位、となる。かさ上げ量は、就寝中のグルコース変動(インスリン注入量)、食べる内容を元に、勘で決めている。

 

ポンプの糖質比の設定

朝食用の糖質比は、実際の糖質比とは異なる10g/uで設定している。ボーラスウィザードで『調整』されるのを避けるためで、TDD(インスリンの1日総量)が34~35以下で糖質比が小さい(≪8g/u)と激しく『調整』される。

自分で計算したインスリン量になるよう、ボーラスウィザードで糖質量を入力するが、糖質比の設定が10g/uにすると便利なことも理由。

 

昼食と夕食の糖質比は、実際の値を設定している。

 

 

マニュアルモードで補正ボーラス

グルコース値が180mg/dLを超えて上昇が続く(続きそう)な場合は、マニュアルコードに切り替えて、補正ボーラスをするようにしている。上昇が続くかどうかは、5分間の変動割合で推測できる。

 

スマートガードの自動補正はグルコース変動(PID: Proportional, Integral, Derivative)に応じて働くが、後追いで自動補正が動くので、200を超えて上昇し続けるような超高血糖(250以上)の場合、血糖値値を押さえ込むのは難しい。

 

マニュアルモードの補正は

  1. スマートガードを”OFF”にし、続けて”ON”に戻す
  2. ”要血糖値”が表示される
  3. ボーラス画面でインスリンを注入する
  4. 血糖値入力画面で、∧ または ∨ ボタンを押す ⇒ 現在のグルコース値が表示される ⇒ ”保存”を選択する
  5. ”センサ較正?”が表示されるので、”いいえ”を選択する

で行う。一連の操作を短時間で行え、簡単で便利。

 

実例で説明

実例1:5/30(土)

朝食の糖質57gに対して9.9単位(57/6.8+1.5=9.9)をボーラスした。グルコース値は

  • 9:15  168mg/dL
  • 9:20  176
  • 9:25  185
  • 9:30  195

と上昇したところで、気づき、1.5単位をマニュアルモードで補正ボーラスを行った。

その後、10時ころまで203~205mg/dLで推移したので、下降に転じると期待したが、再び上昇し始めたため、10:14にマニュアルモードで1.5単位を補正ボーラス。

昼食前に100mg/dLに戻った。

 

実例2:5/31(日)

朝食の糖質86gだったので、14.5単位(86/6.8+2.0=14.6)をボーラス。昼前に「低グルコース予測アラート」が鳴ったので、グルコース値83で補食18g。

 

実例2:6/01(月)

朝食の糖質62gに対して、11単位(62/6.8+2.0=11.1)をボーラス。

10時ころ、グルコースが下がり始めたので、そのまま落ち着くと思った。ところが、11時前に気づくと高血糖になっている。自動補正が3回(0.5u@219、0.4u@226、0.7u@233)、合計1.6単位が注入されていた。5~10分ほど様子を見ると、下降に転じたので、これでOKとなった。

 

高脂質・高タンパク質による後上がり対策

何を食べると後上がりするかは経験と食材(チーズ、フライなど)をベースに判断している。後上がりする可能性があるときは、カウントしたカーボ量を+20~30%にして、分割ボーラスする。

6/01(月)夕食はカレーだった。自家製カレーでは必ず後上がりする(CoCo壱のカレーでは後上がりしない)。

夕食の糖質は86gだったので、9.6単位(86/9.0=9.55)を食前にボーラスした。食事から30分後に、グルコースの変動が101→108→116と上昇していることを確認し、3単位をボーラスした(この3単位は食事に含まれるものなので、通常のボーラス)。

 

まとめ

780GのAIDを2年以上使い続けて感じたことは、汎用ポンプとしてアルゴリズムができているので、使用者に合わせてカスタマイズする余地がない。それを乗り越えるには、マニュアルモードを併用すること、と思う。

血糖管理を適切に行うためには、自分の体の動き(反応)に合わせてタイムリーにインスリンを注入することが重要。そこで、スマートガードに100%依存せずに、必要に応じてマニュアルモードに切り替えるのが良いと考えている。

 

 

2026.5月の受診結果

昨日(5/28)は通院日、その記録です。

 

目次

 

受信内容

ヘモグロビンA1cは、前回から-0.2%の6.4%に下がった。

幾つか対策した結果だろうと思う(後述)。

 

 

4/30に受けた4項目の検査結果の説明を受けた。

  • 頸動脈エコー
  • 心臓エコー
  • 大動脈脈波速度
  • CT

 

心臓エコーと大動脈脈波は問題なかったが、CT検査で胆嚢結石が見つかった。大きさは2.3~2.5㎜ほどで、すぐに異変が現れるものではない、との説明。少し安心した。主治医から「腹部の右上に痛みを感じるようになったら、これが原因なので気をつけて欲しい」と言われた。

昨年のCT画像では何も写っていない。ただ、今回、主治医から「食後に検査すると、きちんと写らないことがあるので、朝食抜きで検査を受けるように」との指示で、それに従った。昨年までの担当医からはこの指示が無く、普通に食事を摂っていた。ひょっとして、その影響があったのか、と頭に浮かんだが、昨年までは結石が無かったと考えることにした。

 

頸動脈のプラークは一部で成長があった。ただ、単純にプラークの大きさのみで語れず、血管の太さ、柔軟性なども考える必要がある、との説明だった。

 

今の主治医は、丁寧に説明してくれ、とても分かり易い。

 

HbA1cの改善に影響したこと

TIRは、前回の85.7%から82.2%に悪化しているのに、A1cは改善している。一方、TITR(Time In Tight Range)は、62.5%から64.3%に良くなっている。このように数値を較べると血糖管理に役立つ。恐らく、高血糖を減らすようにしたことが影響したと思う(詳細は「高血糖の対策と対応」を参照)。

 

日頃の血糖管理は、『低血糖を無くし、高血糖を減らす』を目標にしているが、ガチガチにそれを行っているわけではない。気づくと、低血糖に向かっていたり、高血糖になっていたりする。アップルウォッチとxDrip+(Androidスマホ)のアラームが役立っている。

 

今回取った対応は

  • 残存インスリン時間を2時間15分に変更(以前は2時間30分だった)
  • 高脂質、高タンパク質で後上がりしそうな場合は、分割ボーラスする
  • 高血糖になったとき(なりそうなとき)はマニュアルモードで補正ボーラスする

の3つ。

 

残存インスリン時間の変更については、前記事にまとめている。

taky-t1-life.hatenablog.com

 

高血糖になったとき(なりそうなとき)は、スマートガードの自動補正に頼らずに、マニュアルモードに切り替えて、積極的に補正ボーラスしている。スマートガードの自動補正は、グルコース変動を元に後追いでインスリンを注入するので、私には向いていないと感じている。私は、完全枯渇しているため、高血糖になることが多い。特に、最近はその傾向が高く、高血糖を避けられない。高血糖になったら、速やかに下げるようにしている。

 

この対応が、TITR:62.5%⇒64.3%につながったと思う。

 

時間帯別の期間グルコースデータから中央値を抜き出した比較で、この変化を確認できる。

今回の中央値が前回から増減した時間帯の数は

  • 増加した時間帯の数  8
  • 減少した時間帯の数  15
  • 変化がない時間帯   0

である。

9時台の変化がとても興味深い。前回(3/05~4/15)の42日間の中央値は147mg/dLだったが、今回(4/16~5/27)は183mg/dLと大きく増加(+36)している。ところが、次の時間帯(10時台)では、前回の155mg/dLに対して162mg/dLの小幅な上昇(+7)に留まっている。

 

6週間の記録

TIR

 

AGP

 

Hourly Stats

 

 

Weekly distribution

 

Week to week

 

 

就寝中の低血糖対策と残存インスリン時間

前回の受診で、予想外にヘモグロビンが上がってしまった。原因は残存インスリン時間(AIT:Active Insulin Time)の設定と考え、変更した。その内容をまとめる。

 

目次

 

AITの設定を変更した経緯

残存インスリン時間(AIT)は、780Gの使用開始時(2024年3月1日)に2時間に設定して約10ヵ月使い、その後、2025年1月5日に2時間15分に変えた。

昨年12月ころから就寝中の低血糖が増えたので、2026年1月25日に+15分の2時間30分に変更した。

taky-t1-life.hatenablog.com

 

ところが、ヘモグロビンA1cが前々回受診時(3/5)の6.4%から前回(4/16)の6.6%、+0.2の増加。この原因はAITの変更と考え、元に戻すことにした。

 

変更による影響

これまでの経緯から、2時間15分が良さそうに思うが、2時間15分と、2時間の2パターンを試すことにした。

設定を変えるときは、数日の観察では分からないので、少なくとも1週間は様子をみるようにしている。また、同時に複数の変更は行わないことも重要。

 

次のように試した。

  • 4/17~4/30(2週間) AITを2時間15に設定
  • 5/01~5/07(1週間) AITを2時間に設定

結果は、2時間15分の方が良かった。

 

ルーチンで、起床後30分ほどして、血糖値を実測する。

寝ている間に低血糖になれば、スマホのアラームが鳴り、補食する。そのため、条件が全て同じではないが、血糖値が70以下になる回数で影響を考えた。

  • 4/17~4/30(14日):AIT2時間15分  4回 ⇒ 28.6%
  • 5/01~5/07(7日):AIT2時間      3回 ⇒ 42.9%

ざっくりした感想だが、就寝中のポンプのグルコース変動も2時間15分の方が安定していた。

 

この結果で、AITは2時間15分が良いと判断し、5/8からこの設定に固定した。

 

TDD(インスリンの1日総量)の影響

高血糖を減らせば、TDDは減少する。昨年から今年にかけて、TDDが38~44と高かったことも、就寝中に低血糖になる原因と考えている。

 

高血糖を無くす(減らす)ために、以下を行っている。

  • スマートガードの自動補正に任せっきりにしない ⇒ グルコース変動に応じて、マニュアルモーでに切り替えて補正ボーラスを行う
  • 高脂質、高タンパク質の食事で後上がりが予想される場合は、カウントしたカーボ量を+20~30%アップして、分割ボーラスする

 

糖質比は

  • 朝食  6.2~6.5g/u(食事内容で決める)
  • 昼食  10g/u
  • 夕食  9.0g/u

で食前ボーラスしている。

 

また、超高血糖になったとき(なりそうなとき)は、ポンプを使わずに、大胆にインスリンを射っている(TDDに反映されない)。

 

これらの結果、直近6日間のTDD中間値は32~34に下がった。

そして、オート基礎レートは、1時間で0.8uくらいに減少した(以前は「1.0~1.2u)。

 

就寝前の血糖管理

寝る前に、血糖値(実測)に応じて補食する。寝る時間はおおむね午前0時半くらいなので、23時ころに補食するかどうかを決めている。

また、一時目標を23時ころから翌朝7時過ぎまで設定している。これは

  • グルコース値が下がり過ぎるのを防ぐ
  • 補食の効果を維持する(補食でグルコース値が上がるときに自動補正が働かないようにする)

が目的。一時目標がONの間は、ポンプは自動補正を行わず、オート基礎のみでグルコース値に対応する。

 

就寝中のグルコース変動

実例:5/13

5/12 23:10に実測:血糖値97mg/dL ⇒ クッキーとブドウ糖を補食(糖質17g)

5/13 起床後の実測値100mg/dL

 

実例:5/14

5/13 23:19に実測:血糖値119mg/dL ⇒ 補食なしで就寝

5/14 起床後の実測値89mg/dL

5/14 5:06にオート基礎レートが「最小注入レートの制限時間に達した(タイムアウト)」となり、「要血糖値」でスマートガードが停止した。その間、ポンプは一定量のインスリンを注入し続ける。

上図の場合、一時目標をONにしているので、インスリン注入量は30分間で0.025u×4=0.1u、1時間で0.2uの少量。注入量はiPhoneアプリのGuardian Monitorで把握。なお、一時目標をONにしていなければ、もっと多いインスリンが注入されるので、低血糖になる。

 

5/14 6:41に「要血糖値」に気づき、ポンプのグルコース値84mg/dLを入力したので、スマートガードが回復。タイムアウトは最大4時間続くが、その間にタイムアウト状態が解除されなければ、スマートガードが終了する。

 

実例:5/16

5/15夕食後、グルコース値が低いため、21:08にグルコース値84mg/dLで補食(糖質30g)

5/15 23:35に実測:血糖値151mg/dL

5/16 起床後の実測値98mg/dL

5/16 5:06にオート基礎レートが「最小注入レートの制限時間に達した(タイムアウト)」となり、「要血糖値」でスマートガードが停止し、起床するまでこの状態が続いた。

その間のインスリン注入量は30分間で0.1u、1時間で0.2u。

起床後、ブドウ糖5gを補食でグルコース値が上昇し、スマートガードが自動回復。

 

2026.4月の受診結果

4/16(木)は定期受診、その記録。

 

目次

 

受診内容

主治医が再び交代、発症から何人目の主治医か覚えていない。たぶん、5人目? 昨年4月からのO先生は1年と短く、これまでの最短。大学病院に戻ったとのこと。

今度の主治医M先生は若手の男性医師。前任のO先生から引き継ぎ(カルテに記載されている?)で、「ポンプ使用に慣れていますね」との話しで診察が始まった。

私の780Gの使い方を簡単に説明した。

 

ヘモグロビンA1cは予想に反して+0.2の6.6%。これまで、ステロイド治療を受けた後に6.6%になったことがあるが、そのような特別なこともないのに6.6%になったので、少しビックリ。でも、考えると、この原因が何かに思いあたる(⇒ この記事の後半にまとめる)。

TIRは84.3%から85.7%に改善しているが、平均値は127.6から128.2に悪化している。また、TITR(Time In Tight Range、70~140mg/dLの範囲内の割合)は63.0%から62.5%と悪化。これらの変化はヘモグロビンA1cの増加を示している。

 

 

好酸球が前回の検査で30.3%で基準値(8.5%以下)を大きく超えていた。今回の検査では5.7%で大幅に改善。やはり、花粉症が原因だった。

 

年1回で受ける次の検査予約(合併症のチェック)をお願いした。

  • 頸動脈エコー
  • 心臓エコー
  • 大動脈脈波速度
  • CT

 

HbA1cが増加した原因は?

変化したこと・変更したこと

思い当たることが2つある。

  • TDDが32~33に減少した
  • 残存インスリン時間(AIT)が2時間30に設定している

インスリンの1日総量(TDD)は、昨年4月ころから35~38が続いていた(それ以前は32~33だった)。スマートガードはTDDが増えるとインスリン効果値を下げる(インスリン1単位で効く血糖値が減少する)ようで、オート基礎レートが増加する。この数ヶ月、朝食後の高血糖が減るように試行錯誤し、2/26に糖質比を6.3g/uに変えてから高血糖が減少している。高血糖が減れば、注入されるインスリン量も減る。その結果、TDDが32~33に下がった。

 

就寝中の低血糖を減らすために、1/25から残存インスリン時間を2時間15分から2時間30分(+15分)に変えた。

 

恐らく、TDDの変化よりも、残存インスリンの設定値の変更の方がヘモグロビンA1cの増加に大きく影響したはず。

 

データを確認

前々回から前回の受診までの期間(1/22~3/04)と前回から今回の受診までの期間(3/05~4/15)の2グループを比較する。この2つの期間の生活内容(食べ物、生活パターン)はほぼ同じなので、データの比較に最適。

今回(3/05~4/15)は、前回(1/22~3/04)に比べ、明らかに高血糖が減少している。

 

中央値を抜き出し、数値で比べる。

 

今回の中央値が前回から増減した時間帯の数をカウントすると

  • 増加した時間帯の数  15
  • 減少した時間帯の数  8
  • 変化がない時間帯   0

となる。増加した時間帯は

  • 0時~3時(3時間)
  • 6時~9時(3時間
  • 11時~16時(5時間)
  • 17~19時(2時間)
  • 22時~24時(2時間)

体感でも、日中、血糖値が下がり難い状態が多かった。

 

対策

残存インスリン時間の設定は、2024年3月1日の780G使用開始時は2時間に、その後2025年1月5日に2時間15分に変え、今年の1月25日に2時間30分に変更した。この経緯からも、残存インスリン時間が影響したことが推認できる。

 

残存インスリン時間を2時間15分に戻した(4/16夜)。

 

6週間の記録

TIR

 

AGP

 

Hourly Stats

 

 

Weekly Distribution

 

Week to week