1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

カニューレのトラブルで、突然の高血糖(360)

昼食後、360の高血糖になりました。原因は、カニューレのトラブルでポンプからインスリンが体内に入っていなかったためです。

 

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この写真は、上野動物園のシャンシャン(後で木登り)とシンシン(手前で笹を食べている)です。あさいちで観て来ました。

 

上野動物園でシャンシャンを見た後、国立科学博物館で特別展「人体」を観て来ました。1型糖尿病のため、人体の仕組みについて興味があったので、とても勉強になりました。例えば、食べた物は胃で約2時間かけてミキサーされ、小腸で栄養素が吸収される。人間の血液は約4.6リットルあり、心臓から1分間で5リットルの血液が送り出される、各臓器は単独で動いているのではなく相互に信号をやり取りして連繋して働いている、などを知りました。また、臓器について細かい解説と実物の展示もあります。

 

昼食は外食でしたが、アバウトにカーボカウントしてインスリンを注入しました。食事から1時間半後に、血糖値が225でしたが、その後も、グングン上がり続け、280くらいになった時に、「あれっ?」と思いました。この時、カーボカウントが間違っていて、インスリンが足りなかったのだろうと考え、追加で注入しました。それでも、どんどん上がり、食事から3時間半後に360になりました。ここで、ポンプに疑いを持ちカニューレを点検すると、チューブのコネクターが外れかかっていました。

 

血糖値を下げるために、取りあえず、注射器でインスリンを打ちました。このようなトラブルで困るのは、どこまでインスリンが体内に注入されたのかが分からないことです。低血糖になるのを避けるため、時間をかけて少しづつ打つしかしかありません。カニューレを交換し、時間をかけてポンプで注入しました。

 

夕食直前に212まで下がりましたが、食事を摂ることで再び上昇に転じ、食後3時間で323になりました。夕食後から眠前までに、追加で7.4単位打ちましたが、それでも眠前の血糖値は260です。さらに、追加するか迷いましたが、「こんな日があってもいいや」と考え、このまま寝ました。翌日の起床時の血糖値が87だったので、この判断が良かったと思います。

 

使っているカニューレはクイックセットです。この接合部(チューブとカニューレ)が外れやすい構造になっているため、時々、トラブルが起きています。シルエット(カニューレの別なタイプ)を8回使いましたが、こちらでは、この問題が起きないので、シルエットに変更するつもりです。

 

明日が月1回の通院日なので、主治医にシルエットの処方をお願いします。