1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ポンプ/SAPでCGMの精度に影響するのは?

ポンプを使い始めて困ったことの一つに、ポンプが表示する血糖値のズレがありました。メドトロニックの説明書には、較正について下図の説明となっています これは説明不足と思います。この通りに行っても、ポンプが表示する血糖値が大きくズレることが何回も…

ポンプのスクエア・ボーラスで血糖値の山に対応

メドトロニックの資料では、スクエア・ボーラスについて、飲み会やコース料理、脂質の多い食事に使う例が記載されています。私は、この考えに疑問があります。 スクエア・ボーラスを使う場合、注入するインスリン単位を指定する必要がありますが、飲み会やコ…

ポンプ/SAPのメリットと課題

3/08/2018 メリットについて、追記しました。 ポンプ/SAPを使い始めて3ヶ月になります。導入してから1ヶ月ほどは、いろいろなトラブル(ほとんどが使用方法に関するもの)がありましたが、今は、安定して利用しています。全体に満足している、が現在の…

今日は1型記念日

1年前の今日(27日〔日曜日〕)は、劇症1型糖尿病を発症した日です。発症2日前の金曜午後から体調に変化が現れ、崖から転げ落ちるうように悪化しました。日曜には、今まで経験したことがない状態になり、口渇、多飲、体を支えて立つことも難しく、夜7…

ポンプの導入と導入時に必要な情報

ポンプの導入は4時間ほどで完了しました。でも、正直言えば、内容が盛り沢山でした。 約2時間かけメドトロニックの担当者(MR)から説明を受けながら、一連の操作を行いました(約3時間)。もちろん、途中で、適宜、看護師や主治医も参加しました。 ポ…

ポンプとの出会い

リブレで血糖値の変動を把握できるようになったのは、大きな進歩でしたが、解決できない問題がありました。それは、インスリンの打ち過ぎによる低血糖です。原因は、インスリンを打つ単位が1,2,・・の整数値で指定するペンのため、カウントしたカーボ量…

リブレのメリットと課題

私はリブレを10週間使用しました。その中で感じたメリットとこれは要注意と思うことを書きます メリットと感じたこと: 血糖値トレンドを把握できるので、血糖値の改善に役立つ 使用方法が簡単(リーダーをセンサーにかざせば血糖値が表示され、かざさなく…

脂質は手強い

私は食事の制限をしていません。ご飯の量はコントロールしていますが、副食を含め、気にせずに何でも食べています。でも、食事の中で脂質が多い食べ物には注意しています。 脂質が多い食べ物、ロースカツ、餃子、シュウマイ、春巻き、メンチカツなどを食べる…

リブレを活用した血糖値のコントロール

リブレで血糖値の変動を観察しました。リーダーに保存されている情報をパソコンにアップロードすると、各種のレポートを見ることができます。これはとても便利な機能です。このデータを見て、試行錯誤しながら、なるべく血糖値の山が起きないような取り組み…

リブレとSMBGの血糖値を比較する

FreeStyleリブレを使い始めると困ったことが起きました。 いつでもリブレで自分の血糖値を表示できるため、常に血糖値が気になる、言い方を変えると「リブレ依存」になりました。リーダーをセンサーにかざせば、15分ごとの血糖値が表示される。でも、頭で…

FreeStyleリブレを使い始める

今年の3月ころから、「FreeStyleリブレ」に興味を感じていました。1型糖尿病のブログなどから、どのような使い方をするのかを知りました。 夕食4時間後から寝るまでの上昇する血糖値を追加打ちで対応してきましたが、起床時に低血糖が起きる等の問題があ…

食事とは関係ない血糖値上昇

血糖値は、入院中の測定を踏襲して、毎日、食事前3回と22時半ころの4回、測定していました(現在は違う)。22時半ころは夕食4時間後です。この時、毎回血糖値が高いことが気になりました。 食事前の血糖値はそれほど高くなく、カーボカウントとインス…

持効型インスリンの変更とトラブル

早朝の低血糖を防ぐために、持効型インスリンをトレシーバからグラルギンへ変更されましたが、この変更はトラブルを起こしました。 新たに処方されたグラルギンを”朝打ち”に変えるために、前夜は持効型インスリンをスキップしたので、起床後の血糖値は326…

CGM検査による、就寝中血糖値の把握

4月初めの退院後3回目の診察でA1cが7.5に改善しましたが、課題もありました。それは、就寝前の血糖値が200(5週間平均)で、翌朝の血糖値が100になっていることです(前記事のExcel表)。 主治医にこれを相談したところ、「夕食後4時間ほどしか経っていない…

インスリン/カーボ比を見つける

カーボカウントによるインスリン単位の調整を6回トライした後、主治医に結果を報告し、すべての食事に対してインスリン調整を行うことになりました。そのために、インスリン/カーボ比を検討しました。具体的な検討方法は、「かんたんカーボカウント」を参照…

カーボカウントの実践

カーボカウントを行い、インスリン単位を調整するためには、 食事に含まれている炭水化物を計算する 摂取する炭水化物に必要なインスリン単位を決める ことが必要です。今、振り返れば、これは当たり前のことですが、当時の私は、これらについての知識がなく…

カーボカウントを学ぶ

私は、自己管理ノートを使っていません。入院中は、このノートに記入することを求められたので使っていましたが、自分が記録したいことを書くスペースがないので、退院後は、「メモ帳に記入 → 寝る前にPCでExcelに整理」を続けています。 退院後の最初の定…

1型と向き合う

入院は約3週間でした。退院時に主治医から退院後についての説明を受けました。 グルカゴン負荷検査及び食事負荷検査の結果、インスリン分泌がまったくないことを確認 → インスリン依存(IDDM) 就寝前の血糖値が300であれば、朝100前後になる 今は…

1型発症から約1年

2016年11月末の日曜日深夜(正確には月曜の早朝)、突然の入院になりました。 入院した数時間後に危篤状態に陥り、ICUに移され、頸静脈に透析のチューブが、腕にインスリンの点滴がつながれた状態で1週間を過ごしました。 後に知ったことですが、ICU…