主治医に注射器を処方してもらいました。外出時に、ポンプの故障などでカニューレからインスリンの注入が出来ない場合に使います。先月開催されたYOKOHAMA VOXの参加者からこの方法を聞き、これは良いと思い実現したものです。
ポンプが使用できない時に備え、予備のペン型インスリンを冷蔵庫に保管しています。でも、外出時に、常にペン型インスリンを携行するのは、温度管理の問題でかなり面倒です。ところが、注射器があれば、ポンプに入れているインスリンを使えます。また、注射器は、管理も不要なので、常にカバンに入れておくことができます。
これまでに、ポンプ関連のトラブルを幾つか経験しました。
これらのトラブルから、注射器があれば外出時でも困らないことを説明して、主治医の理解を得ました。
注射器は、テルモのマイジェクターというインスリン用のものです。リザーバにインスリンを充填するのと同じ方法で、必要な単位数よりも少し多めのインスリンをリザーバから注射器に移し、指で注射器を叩いて空気を針に集めてからピストンを押して空気を追い出してから打ちます。
注射器を使う付随的なメリットは、目盛が1単位なので目盛と目盛の間を使うアナログ的な充填を行えば、1単位以下のインスリンを打つこともできます。費用面でもメリットもあります(ペンよりも低コスト)。バイアルのインスリンを使うこともできます。
これをカバンに入れて持ち歩くようになってから、安心感が高まりました。