基礎の調整を行ってから、起床後・食事前の血糖上昇と午前の高血糖(300前後の高血糖)が全く無くなりました。この観点で血糖値が安定しているとは言えますが、低血糖が増えていることが悩みです。今のところ、基礎の再調整が必要とは考えられないので、低血糖の予防に努めています。
下図は詳細です。
低血糖に陥る前に、ポンプ/SAPの機能で事前に対応できているので、低血糖の症状が出る前に食い止めています。この辺りは、ポンプの大きなメリットです。
私が行う低血糖予防は、次の3つです。
- ポンプ/SAPの「低下アラート」で、血糖値の急激な低下を知る
- 「低グルコース予測」により、低血糖に近づいていることを把握する
- 「ポンプの停止」、または「基礎レートを0%」に設定して、インスリンの注入を止める
「低下アラート」は、グルコース値の変動が「↓↓」(1分あたり2mg/dL以上の低下)となる時、ポンプがアラートを出して知らせてくれます。これで、血糖値が急激に下降しているのが分かり、血糖値の変動に注意を払います。
「低グルコース予測」は、設定した低血糖値に近づく約30分前にアラームで知らせてくれる機能です(時間は任意に設定できる)。
この機能を使い始めたのは、1ヶ月ほど前からですが、かなり役だっています。このアラームが出ると、ポンプを停止して基礎の注入を一時的に止めます。
ただ、ポンプ停止した場合、基礎注入再開を忘れてしまうことがあるので、状況によって(例えば、夜間など)、基礎レート「0%」&持続させる時間を指定します。これにより、指定した時間の間、基礎が0(注入停止)になります。
今日の午後2時過ぎ、このアラームが出た時、グルコース値が88だったので、ポンプを1時間停止しました。3時ころに、補食を兼ねておやつ(バームクーヘン)を食べ(インスリンなし)、血糖値を上げました。
「低グルコース」は、設定した血糖値になるとアラームを出す機能です。
このアラームが出た時は、補食するようにしています。