昨日は受診日。コロナ陽性者がどんでもない数になっているが、病院は平穏に感じた(裏で何が行われているかは分からない)。2年前のコロナが始まったころと比べ、コロナに鈍感になっているかもしれない。でも、今回の第7波で義妹家族が感染で身近にじわじわ近づいていることも感じている。
診察内容
A1cは前回から+0.1で、予想(+0.2)よりも良かった。
「+0.1」の原因は2つ
これらの原因は、後に載せる「5週間の変動」の図表で確認できる。
クレアチニンが基準値を超えているので、水分を摂る頻度を増した方が良いとのアドバイスを受けた。他の検査項目は問題なかった。
10月に主治医が交代することになった。今の主治医は今年の4月からなので、半年で交代(主治医の個人的な事情)。
770Gの使用感
770Gを使って感じたことはいろいろあるが、オートモードの限界を知ることが重要と思う。別の言い方をすると、オートモードの仕組みを理解して、自分の血糖コントロールに役立つ範囲を見極めることが必要と思う。
私は、1日の中で5、6回、マニュアルモードとオートモードを切り換えている。最初ころは、切り換えのボタン操作が面倒と思ったが、慣れればボタン操作は苦にならない。それよりも、ポンプの機能を使い分けることで自分が望む血糖コントロールを実現できる効果の方が大きい。
私の使い方:
- 日中はオートモード、就寝中はマニュアルモードが基本。このようにする理由は、日中は食事や体を動かすことで血糖値の変動が大きいので、オートモードの出番が多い。就寝中は、眠前の対応をきちんとすれば曉現象の対策を含め、基礎レートの設定でほぼフラットに血糖値をマネージできる。
- マニュアルモードからオートモードに切り換える時、必ず「要血糖値」が表示されるが、全てポンプに表示されているグルコース値を入力し、「較正」を「いいえ」でスキップする(このタイミングでは較正しない)
- 午前4~5時に目が覚めた時、あるいは起床後にオートモードにする
- 食後、脂質・蛋白質用に追加ボーラスする場合(頻度が多い)、マニュアルモードに切り換えてボーラスする。ボーラス後にオートモードに戻す
- 200超の高血糖になると、マニュアルモードにして補正ボーラスする。ボーラス後、オートモードに戻す
- オートモードで使用中は、1時間くらいおきにオート基礎注入の状態をチェックするようにしている(グルコース値の変動に応じて一時目標をセットして注入量を抑制するなど)。
- 就寝2時間くらい前にマニュアルモードに切り換える
- 就寝前に実測し較正する。この時の血糖値に応じて、補食、補正ボーラス、あるいは何もしない、を行う
- 就寝中の血糖値が90~110を目標に基礎レートを調整する
- 設定した基礎レートが外れて低血糖になることがある。グルコース値が70になるとスマホのアラーム(音楽)で通知されるので補食する(頻度は少ない)
- 就寝中に「要血糖値」「要較正」が起きることは滅多にない
- 較正は1日に3回が基本(センサ使用初日は1日に4~5回の較正を行う)。血糖値を実測する頻度は640Gの時よりも減少した
5週間の記録:
6/26 「770Gの使用開始」
6/27 「770Gオートモードを使い始める」
6/29 「770Gセーフ基礎注入に課題が・・・」
6/30 「770Gのオートとマニュアルのそれぞれの利点を生かす」
7/03 「770Gの使用開始から10日:経験したこと・感じたこと」
7/09 「770Gオートモードのコツとクセを理解する」
7/16 「770Gでセンサ使用開始初日にグルコース値が不安定になる問題」
7/18 「770Gオートモード中に補正(追加)ボーラスする方法」
7/20 「770Gで xDrip+、スマートウォッチ、Nightscoutを使う」
7/24 「770Gでセンサの延長使用と6時間ごとの「要較正」」
注:オートモードに影響するポンプの設定項目は糖質比と残存インスリン時間の2つ。上記は、これら2つの設定項目は同じ。
私は、設定項目を変更する場合、①同時に複数の項目を変更をしない、②最低1週間は影響をみる、で確認するようにしている。
5週間の変動
TIR
Glucose Percentile Report
Weekly success
Week-to-week
Hourly stats