ポンプを770Gに切り換えて2日経った。金曜の昼に640Gから770Gへ。今はまだマニュアルモードで使っています。
770Gへの切替
病院で受け取った770Gを、その日の夜に約1時間かけてセットアップ(640Gから設定値を手入力でコピー)しました。
センサ使用開始直後12時間に起きるセンサ読み取り値(ISIG値)が不安定になる現象を無くすために、ポンプ使用開始の半日前ほどにガーディアンセンサ3を左腕に留置してフィラメント(電極)を間質液に馴染ませた。
ポンプの切替は簡単
- カニューレからチューブを外し、リザーバを640Gから抜く
- 770G(保管モード)に電池を挿入し起動させ、時間と日付をセット
- 前日にセットアップした内容が保存されていることを確認
- 新リザーバの画面で「巻戻し」を行い、リザーバを挿入後に「取付」と「充填」を行った後、「カニューレ充填」をスキップ
- ガーディアンセンサ3にトランスミッタを接続(充電器に挿入された状態で箱にパッケージされ既に満充電の状態になっている)
- 新センサ接続のアラートが表示され、ウォームアップがスタート(ここまでの所要時間は約20分)
- 2時間後に「要較正」のアラートが表示され、較正を実施
スマホアプリのセットアップ
ミニメド・モバイルアプリのセットアップで少し躓いた。ケアリンクのユーザIDは登録済みで、640Gの時から使用していたので、それを入力してログインはOK。問題がポンプとのペアリングが何度やり直してもできない。途中(ポンプとスマホのそれぞれで相手を探すところ)までは進むが、機器が見つからない、で終わってしまう。アプリをアンインストールしてインストールし直してもダメ。センサのウォームアップ中(準備中)が影響しているのかと思い、初回較正完了後にリトライしてもダメ。
サポートラインに電話して問い合わせたら、場所を変えてやってみて欲しいとのアドバイス。別の部屋に移動して行ったらOK。恐らく、他のデバイスのBluetooth電波の干渉が起きてペリングが成功しなかったようだ。
xDrip+のセットアップ
スマホにインストールして使用していたxDrip+をアンインストール後、MiniMed 770シリーズ用のxDrip+Carelinkをインストール。Cookbookに従ってセットアップ。xDrip+はすぐに動き出した。Nightscoutへのアップロードのセットアップで少し戸惑ったが、Cookbookを読み直して解決。
FitbitがエラーE404でグルコースが表示されない。最初、スマホ側でGlance(Watch Face)のセットアップに問題があると思い、数回やり直したが解決しない。ここで、Facebookに類似のエラーがpostされていたのを思いだし、Facebookを検索したところ、xDrip+の設定が原因と分かり、解決。
これらの内容は、備忘録として別記事に書く予定。
2日間使用した感想
較正の考え方とアルゴリズムが大幅に変更されている。
感じたことを列記すると
- 較正がすぐに終わる(ほとんどが5分で終わる)
- ISIG値とグルコース値が比例関係にない場合がある(気をつけないと血糖値が上昇中と考え追加ボーラスしてしまう)
- 較正計数の意味が変わったようだ(少なくとも640Gの較正計数と同じ意味ではない)
です。
770Gをマニュアルモードで使い続けるのは少しかったるいと感じている。理由は、メニューの構成が様変わりしているため、必要な項目にアクセスするのが面倒なこと。例えば、一時基礎を設定したい時は、ホームボタンを押す⇒ロック解除⇒メニュー画面から「基礎レート」に移動⇒「一時基礎レート」を選択、という手順が必要で、640Gよりも1ステップ余分に必要。もっと面倒なのはISIG履歴の表示で、ホームボタンを押す⇒ロック解除⇒メニュー画面をスクロールして「オプション」を表示させ選択⇒「履歴」を選択⇒「ISIG履歴」へ移動し選択、となる。
770Gはオートモードを使うことを前提にデザインされているので、これはやむを得ないのでしょう。
早く、オートモードに移るのが良さそうです。
オートモードにするためには、0時からカウントして最低48時間の使用が必要なので、この条件をクリアするのは今夜24時です。
【追記】
24時を超え、オートモードに設定する条件がすべて整ったので、午前0:03にオートモードにしてみた。
午前3時過ぎに始まる曉現象による血糖値上昇に770Gがどのように対応できるのかに関心がある。朝起きて、どうなっているだろう?