1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

770Gオートモードを使い始める

昨夜、寝る直前にオートモードをスタートさせた。金曜(6/24)午後13時前に770Gへ切り替えたので、オートモードが使用可能になるのは日曜日の深夜24時過ぎ(ポンプがインスリン注入を開始後に最初にむかえる午前0時より48時間が経過後)なので、最短時間でオートモードをONにしたことになる。

 

当初、マニュアルモードで1週間くらい使った後にオートモードにしようと考えていた。そう考えた理由は、ポンプは6日間のTDD(一日の総インスリン単位数)を基に基礎インスリンの調整量とインスリン効果値を計算するから。

でも、私のTDDは曜日による変動が大きくないこと、今日(月曜)は時間的な余裕があること、何よりも大きいのはオートモードがどう動くのか関心があること、これが心変わりした理由。

 

朝起きたらどうなっているのかな、と思いながら寝たが、就寝中にオートモードが停止した。午前5時半ころに目が覚め、ポンプにエラーが表示されていた。寝ぼけていたので、メッセージをきちんと読まずにポンプを操作すると「要血糖値」の表示が現れた。ポンプのグルコース値を確認し、その値を入力後、較正を「いいえ」でスキップすると、オートモードに復帰したので、寝直した。

 

今日1日使って感じたこと、総論としては、オートモードは良さそう、です。でも、少し煩わしさや、慣れるのに時間がかかるかも、という面もある。

カーボカウントがそこそこに合っていれば、ポンプが自動で基礎注入を行ってくれるので、70-180の範囲に収め易くなるメリットは大きいと思う。

下図のピンクの帯状に見えるのは、自動基礎の注入が一つので表示され、0.025~0.1単位になっている。

   

   

 

ポンプはソフトウエアで動いている。そのため、ポンプが患者に合わせてくれる訳ではなく、決められたアルゴリズム(プログラムされた手順、AIではない)に従って動く。患者はポンプの特性(クセ、ルール)を理解し、その特性に合わせて使い熟すことが必要、と考えている。

 

今日1日のポンプ履歴。

 

セーフ基礎注入

午前3時半ころに「要血糖値」が表示されたようです。

オートモードの設定で「オート血糖値アラート」をオフにしたため、「要血糖値」がホーム画面に表示されてもアラートが出なかった。就寝中にアラート(バイブ)が鳴るのを避けたいと考え、このような設定にした。

そして、ポンプが「要血糖値」を要求しても放置したため、セーフ基礎注入に移ったのでしょう。セーフ基礎注入が90分続くと、オートモードが解除されマニュアルモードになる。

午前5時ころにマニュアルモードに入り、基礎レートで基礎が注入されている。

午前5時半ころに目が覚め、「要血糖値」に対して、ポンプに表示されていたグルコース値80を入力したので、オートモードに復帰、これが経緯。

 

「オート血糖値アラート」はONに変更した。

 

19:30ころ、「要血糖値」が表示されていることに気がついた。

   

原因は、最小注入レートで2.5時間経過したため。

   

この「オートモードが2時間半にわたってオートモード最小基礎注入レートになっている場合」は、2時間半に渡り基礎の注入がない場合を示していることが分かる。

下図で16:54にオート基礎で0.025単位の注入が行われた後、19:19まで基礎の注入が存在しない。要は、基礎の停止(0.025を含む)が2.5時間あったということで、DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)を防ぐまてに、強制的にセーフ基礎注入に入るようです。

   

   

 

「要血糖値」への対応

今日一日に複数回の「要血糖値」があった。「要血糖値」に対して、以下のように行うと決めている。

 

ポンプに表示されているグルコース値を確認する。

   

 

確認したグルコース値を「血糖値入力」画面で入力し保存する。

   

 

「センサ較正?」に対して、「いいえ」を選択し、較正をスキップする。

   

 

これで、血糖値の実測なしでオートモードを継続できる。

   

 

9:56に血糖値が高かったので、実測したら211mg/dLで、較正した。5分後に較正が終ったが、直後に「要実測値」が表示され、「えっ、これなんで?」と思ったが、ポンプに表示されているグルコース値をチェックし、その値を「血糖値入力」画面でインプットにより問題なくオートモードに戻った。