1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

1型と向き合う

 

入院は約3週間でした。退院時に主治医から退院後についての説明を受けました。

  • グルカゴン負荷検査及び食事負荷検査の結果、インスリン分泌がまったくないことを確認 → インスリン依存(IDDM)
  • 就寝前の血糖値が300であれば、朝100前後になる
  • 今は合併症が起きていないが、今後、血糖値が高いので、合併症の進行に注意する(半年から1年ごとに検査を予定)
  • シックデーの対応
  • 食事の内容を常にメモをすると良い
  • 風邪をひくと治りにくいので、予防を心がける
  • 指定したインスリン単位の変更は禁止

そして、病院生活から未知の世界に歩み出しました。うれしさ半分、不安半分でしたが、取りあえず、主治医の指示を守りながらのスタートでした。

 

退院時から今も続けていることがあります。

小さなメモ帳を持ち歩き、測定した血糖値、注射したインスリン単位などの1型のデータを記録しています。スマホでe-SMBGを使えば、血糖値をパソコンと連動させ、手書きする必要がないことも知っていますが、メモ帳にすれば、形式に縛られずに、いろいろなことを書き込めるとの考えです。

   f:id:taky5566:20171113223705j:plain

 

毎日、寝る前にメモ帳の内容を、パソコンでExcelに入力し、一日の振り返りをしています。「メモ帳に記録 → パソコンでExcelに入れる」を行うことで、1型と向き合えていると感じています。

 

Excelの表は、段階(カーボカウントの実施、インスリン単位の調整、リブレの使用、ポンプの導入など)を経るに従って、フォーマットを変更しています(下図は初期のもの)。

    f:id:taky5566:20171113224543j:plain

 

主治医から指定されたインスリン単位を守ることは、高血糖を起こしました。「これで良いの?」との疑問も湧いてきました。主治医が意図的にこの指示をしたことは、退院後の最初の定期受診で分かりました。これについて、次回に書きます。