1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

ポンプとの出会い

リブレで血糖値の変動を把握できるようになったのは、大きな進歩でしたが、解決できない問題がありました。それは、インスリンの打ち過ぎによる低血糖です。原因は、インスリンを打つ単位が1,2,・・の整数値で指定するペンのため、カウントしたカーボ量に応じた単位数を打てず、打ち過ぎが起きることです。

 

主治医に、0.5単位で打てるカートリッジタイプのインスリンを使いたいと相談しましたが、処方できないとのことで駄目でした。でも、0.5単位で打てるタイプのインスリンを使えるようになったとしても、根本的な解決にはなりません。

 

リブレについても、表示される血糖値に誤差がある等で、リブレの表示値でインスリン単位を決めることが難しい問題があります。

 

これらの問題を解決するために、インスリンポンプ(SAP)を導入したい、と考えるようになりました。ポンプにすれば、インスリン量を0.1単位で調整できること、パーソナルCGMで血糖値の精度が上がるとの思いです。入院中に主治医からポンプ導入の提案を受けていましたが、ポンプは1年くらい経ってからで、4日間の入院が必要と言われていました。

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もちろん、ポンプについて十分な知識を持っていた訳ではないので、不安もありました。しかし、ポンプが自分に合わない場合は止めれば良いし、ポンプを使うなら早い方が良いと考え、ポンプ導入を決めました。

 

7月末の定期診察時に、私の考えを主治医に話しました。主治医は、入院不要で日帰りでポンプ導入を行えると言い、その場でメドトロニクスの担当者に電話し、機器の手配を確認しました。この話し合いで、8月末にポンプの導入を行うことが決まりました。