1年前の今日(27日〔日曜日〕)は、劇症1型糖尿病を発症した日です。発症2日前の金曜午後から体調に変化が現れ、崖から転げ落ちるうように悪化しました。日曜には、今まで経験したことがない状態になり、口渇、多飲、体を支えて立つことも難しく、夜7時過ぎに病院の救急外来に駆け込みました。5時間ほどかけて検査が行われ、入院が決まりました。翌朝、危篤状態(血糖値が1079、血圧が50以下、糖尿病性ケトアシドーシスを発症)になり、家族が呼ばれ、私はICUに移されました。何か、ボタンが一つでも掛け間違っていたら、あちらの世界に行っていたと思います。
幸い、病院の医療チームの適切な治療で、1週間後に回復し、一般病棟に戻ることができました。そして、インスリンが欠かせない生活が始まりました。
発症から1年が経ちましたが、振り返ってみるとあっという間でした。最初の数ヶ月は、かなりナーバスだったと思います。そういう時期を経て、1型になったことを素直に受け入れることができ、今は、物事を前向きに考えられるようになりました。
明日から2年目がスタートします。この慢性疾患と上手につきあっていけたら良いなと考えています。