1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

リブレを活用した血糖値のコントロール

リブレで血糖値の変動を観察しました。リーダーに保存されている情報をパソコンにアップロードすると、各種のレポートを見ることができます。これはとても便利な機能です。このデータを見て、試行錯誤しながら、なるべく血糖値の山が起きないような取り組みを行いました。今回は、その一例を書きます。

 

リブレ・レポートの「日別記録」により、血糖値の変動を把握しました。原理的には、食事のカーボカウントを行い、そのカーボ量に応じたインスリンを注射すれば、血糖値が安定するはずですが、実際の血糖値変動は異なります。

 

下図は、リブレを使い始めた直後の血糖値変動の記録です。22時ころからの血糖値上昇がある時は追加打ちすることをことを、ここに書きました。下図の緑の円でマークした箇所が、この追加打ちです。

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血糖値の山の頂上で追加打ちするよりも手前(3~5合目くらい)で追加打ちすると、山の高さが低くなると考え、追加打ちするタイミングを変更しました。リーダーに表示される血糖値の変動を見て、夕食の山が下がり、それが再び上がり始める時に追加打ちしたのが下図(緑色の円でマークした箇所)です。

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これにより血糖値の山(上図の22時以降のグラフ)が低くなったと考えています。

 

このように文章で書くと、追加打ちするタイミングの変更を簡単に行っているように見えますが、実際は、かなり慎重に行いました。毎日の変動を見ながら考え、追加打ちするインスリン単位は、リブレが表示する血糖値ではなく、血糖値測定器(SMBG)で測った血糖値を基準に決める等をしています。

 

前記事にも書きましたが、過度にリブレに依存することは、精神衛生上も良くないので、リブレを使う日々を経るに従い、ゆるく血糖値を見るように(気にし過ぎないように)、自分の気持ちを変えていきました。