1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

ダイエットと補食

昨年9月から始めたダイエットは、目標の63kgに減量できた。腹囲もほぼメタボを脱した(\(^o^)/)。

 

これまでの経緯 ↓

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体重管理

4ヵ月間の体重変動 ↓

体重は1日2回、起床後の着替え時と夕方の入浴時に測定している。入浴時の体重は、夕食を食べる前あるいは食事後になるので同じ比較にならない。条件を同じにするため、朝の体重を基準にしている。

 

ダイエット

ダイエットは

  • 食べる量を減らす
  • 運動する

が基本であり、この2つを行ってきた。

 

当初は1日2.5食(朝夕は量を減らしてきちんと食べ、昼は軽く食べる)にしていたが、11月ころから、きちんと3食を食べるように変えた。

 

運動は、ウォーキングと筋トレを行うようにしたが、筋トレは12月中旬から中断している。

 

ステロイド治療で7日間(12/27~1/2)入院したので「体重が増えるかも?」と心配したが、大丈夫だった。

主治医から「運動してください」と言われたので、毎日、院内を歩いていたことと、病院食が良かったことが大きい。病院食は、入院初日はご飯170gが出されたが、2日目からは150gに変更された(要望した病院側の判断で変更)ので助かった。

 

ステロイドの影響で高血糖になるのを防ぐために、かなり強気でインスリンを射ったので、眠前や就寝中に低血糖になった。そのときの補食は、院内のコンビニで見つけた『INゼリー・ブドウ糖』を摂った。これもダイエットに良かったと思う。

 

低血糖で補食する食品

低血糖で補食が避けられない。補食に何を使うかで体重に影響する。

補食用にストックしている主な食品:

商品名 メーカー 糖質 g 脂質 g エネルギー kcal エネルギー/糖質
ブドウ糖(固形) 大丸本舗 2.0 0 8 4.0
ブドウ糖(粉末) パールエース 5.0 0 18 3.6
角砂糖 イオン 3.3 0 13 3.9
ブランチュール ブルボン 4.2 2.8 44 10.5
チョココ ロッテ 3.4 1.8 32 9.4
ルマンド ブルボン 5.2 1.6 37 7.1
ガトーレーズン ブルボン 10 4.1 81 8.1
鳩サブレ 豊島屋 19.4 5.2 133 6.9
INゼリー ブドウ糖 森永製菓 30 0 128 4.3
グルコレスキュー アークレイ 10 0 40 4.0

大型スーパーに行くと補食用のクッキーを見繕って買うようにしている。選択のポイントは、個包装の商品で、1個あたり糖質が5~8gを基準にしている。

 

ダイエットの視点では低カロリーの食品を選ぶのが良いが、低血糖の回復にはすぐに血糖値が上がる食品を食べることが必要。

前者は、エネルギー(kcal)が低いものを食べる、すなわち、糖質(g)あたりのエネルギー量が少ないものになる。後者は、GI値(Glycemic Index グリセミック・インデックス)が高いほど、血糖値に反映する時間が短い。

また、血糖値を長持ちさせるためには、脂質が含まれているものを食べることも大事。

 

血糖値とGIの関係は次のHPが参考になる。

www.otsuka.co.jp

 

GI値が高い食品を摂ると短時間で血糖値が上がり、GI値が低い食品では血糖値が上昇するまで時間がかかる。

 

下図は、チョコレートとブドウ糖を比較した例。

ブドウ糖は短時間(上図の例では30分)で血糖値がピークに達し、60分後には血糖値が下がっているが、チョコレートはジワジワと血糖値が上がり、その効果が2時間ほど続いている。

上記2つの図は、明治のHP(GI値とは?|チョコレート効果|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.)から引用。

 

補食のマイルール

私は、補食のルールを簡単に決めている。発症当初は、いろいろな失敗を繰り返した。酷い低血糖になって動けなくなったこともある。7年間で経験を積み、今は、マイルールで補食している。これで低血糖のかなりの部分を回避できている。

 

日中は、食品のエネルギー(kcal)のことはあまり気にしていないが、基本は次の2点で食べるものと量を決めている。

例えば、朝食から2時間後にグルコース値が80mg/dLになっていると、糖質20~25gを摂るようにしている。食べる食品(例)は、高GI値の角砂糖3個(糖質10g)、中GI値のガトーレーズン1個(糖質10g)とブランチュール1個(糖質4.2g)の合計24g。

3時間後の場合は糖質10gくらいが目安で、高GI値ブドウ糖1包(糖質5g)と中GI値ルマンド1個(糖質5.2g)を食べる。

 

このように異なる食品を組み合わせるのは、GI値の高い食品と低い食品を食べることで、速やかに血糖値を上げる効果と、血糖値を維持する効果の両立が目的。これは、とても重要なこと。

 

眠前や就寝中の低血糖は、INゼリー・ブドウ糖を摂るようにしている。INゼリー・ブドウ糖にはブドウ糖が30g入っているので、そのときの血糖値に応じて、1/3(糖質10g)あるいは1/2(糖質15g)を摂る(量は感覚で決める)。

 

INゼリー・ブドウ糖は、歯磨きをしないで済むこと(摂った後はお口ぶくぶくはする)と、血糖値の持ちが良いことがメリット。

 

以前は、眠前の血糖値が低いとき、クッキーとチーズを食べ、歯磨きをしていた。でも、寝る前にクッキーを食べると体重が増えるので、最近は、INゼリー・ブドウ糖を摂っている。

 

就寝中に低血糖になったときは、口に水を含み、ブドウ糖(5g、粉末)を1~2包を粉薬を飲む要領で流し込むこともある。

 

いずれにしても、就寝前、就寝中は、カロリーの高いものを避けている。

 

今後は、今の体重を維持したい。