他の人の手を借りずに、腕にCGMセンサを装着してテープを貼る方法です。
770Gの使用時から腕にセンサを装着しています。最初はテープ貼りを妻に頼んでいたが、今は自分で貼っている。
センサを装着する腕の部位
上腕の裏に装着している。この写真の位置で、左右の腕を交互に使用。
手順:
- センサをサーターに装着する
- 鏡を見ながらサーターの位置を決める(上の写真のように、センサ電極部が上(肩側)、トランスミッタが下(肘側)になるよう位置を決める)
注:トランスミッタが下(肘側)にするのは重要で、逆にするとテープ1枚貼りの場合、トランスミッタの重さで剥がれる心配がある - サーターの両側にあるボタンを同時に押す必要があるので、どの指でボタンを押すかを考え、持ち方を調整する
- サーターを動かさないようにして、ボタンを押す
- ゆっくりサーターをセンサから外す
- ニードルハブをセンサから抜く(←これが結構やっかい。親指と小指でセンサを押さえ、残りの指2本でニードルハブを挟んで、2組の指を広げるようにして引き抜く)
- センサの裏のはく離紙をはがす(ゆっくり腕と並行に引っ張る感じではがす)
テープを貼る
粘着タブを引き出して伸ばす
オーバルテープを貼り付ける位置を確認する
- はく離紙をはがさずにテープの端持つ
- テープをセンサにかぶせる(テープの穴から電極が出るように)
- 貼り付ける位置、テープの向きを確認する(この時、裏表を間違えないようにする⇒はく離紙1がある面が腕側)
はく離紙1をはがして、テープの端を指でつまむようにして持つ
テープをセンサにかぶせる
- テープを垂れ下げた状態で持つ(テープが柔らかいので中央部でよれないように)
注:テープの上下を気をつける(テープの幅が広い部分が腕の上部、狭い部分が腕の下部) - テープを垂直(垂れ下がった状態)でそっとセンサに近づける
注:粘着タブを巻き込まないようする - テープの中央部(穴がある部分)をセンサ電極を通して、テープ粘着部をセンサ中央に貼り付ける(センサ電極を目印にしてテープをセンサに密着させる)
- 赤線で囲った部分を指で押さえ、テープをセンサに固定する
(使用済みのセンサを使ったので、粘着タブにはく離紙がない。写真の上が肩方向、下が肘方向)
はく離紙2を剥がして貼る
- 腕にテープを巻き付けるようにしながら、ゆっくり引っ張る(無理に力を加えたり、急いで引っ張ると皺ができる)
- はく離紙が剥がれたら、上からテープを軽く抑えて固定する(反対側が貼ってないため、テープがよじれないように注意する)
反対側のはく離紙2を剥がして貼る
- 同様に、反対側のはく離紙2を、腕に巻き付けるようにしながら、ゆっくり引っ張る
- はく離紙が剥がれたら、上からテープを軽く抑えて固定する
注:貼り付けたテープを張り直すと粘着力が無くなり、固定できなくなる(皺が出来ても気にしない)。
センサ装着が完了。
最初は、他の人の手を借りてテープを貼り、7日間の使用後にセンサを取り外さないで、それを使って練習するのが良い。私は、そうやってコツを掴んだ。
おまけ
私は、センサのフィラメントを間質液に馴染ませるために、新しいセンサを使い始める半日前にセンサを装着している(⇒ センサ使用初日の読み取り値が安定する効果を期待できる)。
夜、入浴後にセンサを装着し、翌朝、センサを使い始めるようにしている。
そのため、センサ装着後、次のようにしている。
粘着タブを電極の下に格納する
自着包帯アルケア2号を使い、センサを保護する
(寝ている間に電極を引っかけないようにする、自着包帯をセンサに巻くのでテープがしっかり固定される付随効果がある)
自着包帯は、少し長め(腕に2巻きするくらいの長さ)にカットして、端をあごで押さえて巻いている。
詳細は次の記事を参照。