ミニメド770Gの売り文句の一つがスマホアプリとの連携。
ミニメド770Gのスマホアプリが利用できるようになったので、インストールしてみたが使えるスマホが限定されています。
アプリが動くスマホ
AppleはiPhoneを含めて幅広くサポートされていますが、Androidスマホは限定され、日本で広く使われているスマホの大部分が非対応になるようです。
メドトロニックがサポートするスマホの機種は、以下で確認できます。
Androidスマホで対応可能な機種は、メーカーの名前でみると
です。メーカー名でOKでも、サポートされていない可能性があるので、サポート機種かをチェックする必要があります。
日本メドトロニックのHPに対応機種とOSの一覧が掲載されています(2022/3/14 追記)。
モバイルアプリ
ケアリンクコネクト
注:日本メドトロニックのHPに記載の上記の情報は、「Device And Software Compatibility: MiniMed™ 770G System Apps」からコピーされたもののようで、スマホのモデルチェンジに応じて、この情報がタイムリーに更新されるか疑問に感じています。そのため対応機種の確認は海外のサイトで行うのが良いと思います(例えば、3/17時点で、Google Pixel 5aは日本のリストには存在しないが、「Device And Software Compatibility: MiniMed™ 770G System Apps」には含まれている)。
また、現時点(3/14)で「医療者従事者向け」としてのみ掲載されていることに違和感を感じています。
私が持っている2台のAndroidスマホでインストールしてみましたが、動きません。
Sharp AQUOS Sense 3 (Android 11)に「ミニメドモバイル」アプリをインストールしました。
アプリを起動すると「非対応Androidデバイス」のメッセージが表示されて弾かれました。
同様に、もう1台のAsus Zenfone MAX M2(Android 9)に「ケアリンクコネクト」アプリをインストールしましたが、ダメでした。
Asusのスマホは、GoogleのAndroidをカスタマイズなしで素のままで使われているとのことなので、770Gのアプリがサポートする機種を決めていると思います。
私は、メインのスマホがiPhoneなので、モバイルアプリを使う上では問題ありません。でも、Nightscoutも使いたいので、こちらで問題があります。
770GとNightcoutの接続
770GでNightsoutに接続するには、これまでと異なる構成が必要になります。
既にNightscoutを利用していれば、セットアップは簡単です。
構成図は以下です。
IPhoneあるいはAndroidスマホのミニメドモバイル・アプリがCareLinkサーバへデータをアップロードします。
もう1台のAndroidスマホ(モバイルアプリをAndroidで動かすのなら同じスマホでも可能)に、ケアリンクコネクト(Followerの位置づけ)とxDrip+CareLinkをインストールします。この2つのアプリは同じスマホで動く必要がある。xDrip+CareLink(Followerの位置づけ)がCareLinkサーバにアクセスしてデータを読み取ります。Nightscoutを使用するのはオプションで、Nightscoutを利用する場合は、xDrip+CareLinkはNigjtscoutにデータをアップロードします。
Nightscouitを使い続ける理由は、
- xDrip+の機能(アラーム)
- スマートウォッチに血糖値とトレンドの表示
- Nightscoutのレポート
が必要。