1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

不安定なCGMセンサの回復

今、使っているCGMセンサは使い始めから不安定で、そのうち直るかと思いながら使い続けましたが、5日目になっても回復するどころか悪化したので、リセットしました。

 

いつものように使用開始の前日(10/12朝)に留置したセンサを、10/13朝にトランスミッタを接続しましたが、緑のライトが点灯しないトラブル。3回トランスミッタの接続し直しを繰り返したがダメ。やむなく諦め、別のセンサを留置しました。そのため、センサの電極が十分に間質液に馴染んでいない状態で使い始めました。

 

これが原因か分かりませんが、センサ読み取り値(ISIG値)が低く、値が凸凹する状態が続きました。4日目(10/16)までは、血糖値150に対してISIG値が32くらいだったのが、5日目(10/17)は血糖値148に対してISIG値が28に低下。

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一過性の低下かと思い、1時間後に較正し直しましたが、同じで、ISIG値が低い。

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翌朝のグルコースのグラフです。全体に微妙に波打つように変動しています。

6:30ころにグラフが凹んでいるのは、Compression lowによるISIG値の一時的な低下です(詳しくは「就寝中にCGMセンサ読み取り値が一時的に低くなる問題」を参照)。

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センサをリセットすれば回復する可能性があるので、トランスミッタを外し、充電後に再接続し、センサを初期化しました。これが正解で、回復しました。

 

リセット後3日目(10/20)の朝のグラフです。安定しています。

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現在、リセット後3日目の夜、順調です。血糖値150に対して、ISIG値が36あり、リセット前よりも高い読み取り値に改善しています。

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CGMセンサが不安定な場合は、トランスミッタを外し、充電後に再接続すると、初期化が行われるので、回復する可能性があると思います。

センサ電極が体内にきちんと留置できていない等で、ISIG値が低い(1桁台)、あるいは大きく乱れている場合は、リセットしても回復できないでしょう(こちらの記事「一度ダメになったSAPセンサの復活」を参照)。