メドトロニックからメールが届き、ミニメド620G/640Gインスリンポンプのリコールが発表されていることを知りました。
620G/640Gのリコール
メドトロニックの発表詳細です。
リザーバ収納部のリテーナと呼ばれる透明なリングが損傷した場合、インスリンが正しく注入されない(過剰注入、過小注入)の可能性があるようです。
上記の発表内に、
ポンプの使用中に重篤な健康被害や死亡に至った症例の報告はありますが、弊社が把握している情報および社外の医学専門家による評価において、透明なリテーナのゆるみ、損傷、欠損とこれらの健康被害の直接の関連性は確認されませんでした。しかしながら、透明なリテーナの損傷が上記の事象につながる可能性は否定できません。ポンプの使用に関連した患者様の健康被害や製品品質の問題については弊社にご連絡ください。」と記載されています。そのため、対象の製品を全て交換することにしたのでしょう。
ひと月ほど前、海外のFacebookで、ポンプ使用中に、想定外のインスリンが注入され、重篤な低血糖に陥ったとの投稿がありました(透明なリテーナが原因かは不明)。
私のポンプは、たまたま8月に交換していたので、既に黒色のリテーナです(「ポンプ640Gが改良されていた」)。
クラブレニー
今回のリコールは、クラブレニーの配信メールで知りました。
クラブレニーは、2年ほど前に主治医からパンフレットを渡されたので知っていましたが、つい最近まで登録していませんでした。今年7月に登録して、不定期にポンプ関連のメールが届くようになりました。
例えば、このようなメールです。
ISIG値の説明は、説明書に記載されていない情報で、理解に役立ちました。
- ISIG値は電流値で、単位はnA(ナノアンペア)
- 6nA未満の場合、センサが正しく装着されていない、または装着時にセンサが損傷した
- 200nA以上の場合、センサの接続部に水が入っている、またはセンサが正しく装着されていない
過去の配信内容は、次のサイトで参照できます。
クラブレニーの登録は、メドトロニックのポンプユーザー(パラダイム・ポンプも対象)であれば(ポンプのシリアル番号が必要)、誰でもOKです。