3/1朝から使い始めたセンサのグルコース表示が断続的に途絶えるエラーが続き、夜になってまったく表示されなくなりました。このセンサは、前記事(「CGMセンサのマリネと較正」)に書いたように、前日の2/28朝に留置してから約24時間後に使い始めまたものです。
トランスミッタ接続→センサ準備(warm up)→初回較正までは問題なし。
でも、ISIGにちょっと問題ありで、
- 10:30と10:35のISIGが括弧つきで表示されている
- 10:30のISIGが前後の値(51.28、51.68)と大きく変化している
括弧で表示されるISIGはセンサにノイズが多いことを示しているようです。
ポンプに表示されるグルコースは正常と思える数値ですが、時々、「較正を行わないでください。センサ更新中」のエラーが表示され、グルコース値が欠落します。
この時、ISIGの記録がありません。
このエラーが頻発してましたが、初回較正から約4時間後に2回目の較正、その3時間後(17時半)に3回目の較正を行えたので、使用上の問題はないだろうと考えていました。
ところが、22:30に「センサ更新中」のエラーが表示され、グルコース値が消えました。
ISIGは異常な数値が記録されたり、全く記録がない状態が続いています。
センサがデータを読み取れていないことが明らかです。このセンサを諦めて、新しいセンサに切り換えようか、あるいは、このままで翌日まで様子を見るか、迷いながら考えました。
そこで、トランスミッタを接続し直しセンサをリセット(再びwarm up)するとどうなるのだろう、ひょっとして回復するかも、との考えが浮かびました。warm up(センサ準備=初期化)は電極に負荷をかけるため、復活するかもしれない。
トランスミッタを外し、念のため充電(半日しか使っていないのに15分かかった)した後、センサに接続→緑のLED点灯→センサ準備スタート。すると、ISIGが記録され始めました。
希望が持てるかな、と思ったのも束の間、ISIGが大きく乱れました。
warm up(準備)開始から2時間ちかく経つと、ISIGが正常値に戻りました。
要較正のアラームが表示されたので、較正。めでたく、無事に較正終了。
今朝6時に目が覚め確認すると、ポンプのグルコース値がきちんと表示されていました。起床後の実測109、ポンプのグルコース値105でした。
一応、復活しましたが、ISIGが欠けたり、値が飛ぶ状態が続いていました。
そのため、このセンサの使用を止め、新しいセンサと交換しました。
次のような状況で、センサの初期化(トランスミッタを外して接続する→"準備warm up)"の実施)を行うことがあります。
- ポンプのグルコース値と実測の乖離が続く場合(較正しても修正されない場合)
- ISIG値の乱れが続く場合
センサの初期化によって、それまでに行ってきた較正情報がリセットされる、センサに負荷がかかることでISIG値が正常に戻ることがあるので、この方法を使います。
なお、次の点に気をつけてもいます。
- トランスミッタのバッテリーを消耗するので、センサに接続する前に充電する
- トランスミッタをセンサに接続すると、「新しいセンサ」「継続使用」を選択する画面が表示されるので、「新しいセンサ」を選択する(前者はセンサの使用日数がリセットされ、後者は使用日数が引き継がれる)。