一昨日の木曜は受診日でした。HbA1cは+0.2の6.2%、これは予想どおり。
TIR(70~180)は89.9%、目標としている『80~180で85%以上』はクリア。
A1cが+0.2の理由は次の2つと考えています。
- 就寝中に70以上を維持するために、午前3:30~9:00の基礎レートを削減(変更内容は「基礎レートの調整」)
- 朝食後と昼食後に200を超える頻度が増加 → 要改善
このことは、前回(7/29~9/8)から今回(9/9~10/20)のAGP(赤の線は70、黄の線は180)の変化で確認できます。就寝時間帯で70以下がほとんど無くなり、日中に180超の頻度が増えています。
「要改善」について。
改善が必要なことが幾つかあると考えています。
- 血糖コントロールのマンネリ化で、血糖値が上がる前の対応が疎かになった
- 高くなってから補正ボーラスするため、容易に下がらない
- 補正をチビチビとボーラスする、昔の状態に戻った面がある
振り返るとこんな感じです。
食事ごとに、カーボ量、ミール・ボーラスの単位数、後上がり防止のタンパク質・脂質用のボーラス単位数、食間の補正ボーラスの単位数を分けてExcelに記録しています。このデータから、朝食後の補正ボーラスの頻度が増えていたので、10/18から朝食の糖質比を変更しました。データを集計して、糖質比を8.0g/uから7.2g/u(+10%)の変更としました。この変更後6日経ち、変更前後を比べます。
変更前の6日間(10/12~10/17)
変更後の6日間(10/18~10/23)
午前中の200超えがかなり減っています。
180を超え200に向かっている場合は1単位、200を超えて220に近づけば1単位、240を超えたら1単位というマイルールで追加ボーラスしています。
「上がる前に射つ、下がる前に食べる」、忙しかったりすると忘れることがあるので、この実践が必要、と再認識。
私の目標は、血管に優しい血糖コントロールで、血糖値の上下の幅を小さくする(できる限り80~180の範囲に収める)ことです。この結果がA1cと考えています。
今回の診察で、インフルエンザ・ワクチン接種を受けるつもりでしたが、ダメでした。通院先の総合病院では、ワクチンの入荷の目処がなく、接種を受け付けていないという状況。発症後、昨年まで毎年この時期に接種できていたので、えぇっ、という思いです。