今日は受診日でした。そして、CT検査、血管関係等の検査（超音波、大動脈波）も受けてきました。これは、発症してから、毎年１回受けているものです。特に気になっていた、頸動脈のプラークは大きさに変化が無く、ほっとしました。
毎食前のボーラスは、デユアル・ウエーブ・ボーラスで行っています。ポンプのデータ上で、平均グルコース値及び標準偏差が前回の123±41から今回の114±36に改善していたので、これがHbA1cにどの程度影響するのだろうかと考えていました。結果は、変化（改善）なしです。
興味深いのは、ノーマル・ボーラス（上図の①と②）からデユアル・ウエーブ・ボーラス（上図の③と④）に変更したことで、次の現象が起きていることです。
- 血糖値の山が低くなった（④は①～③と比べて、山が低い。③はデユアルボーラスを使い始めたばかりで、効果が出ていないようです）
- 血糖値の上昇と下降が緩やか。特に、下降に時間がかかる（血糖スパイクの減少につながり、血管の負担を減らしていると思う）
- ノーマルボーラスの時（①と②）に比べHbA1cが0.2%悪化しているが、この原因は、デユアルの使用で平均血糖値が上昇したためと推測できる（ポンプのグルコース値は、④では③よりも改善しているが、ポンプの誤差と思う）
HbA1cの若干の悪化というデメリットはありますが、メリットの方が大きいので、今後もデユアルを使い続けます。
デユアルについて、過去に幾つかの記事（「血糖値の山を低くする」、「血糖値180mg/dL以下を目指した結果」、「血糖値を下げる、もう一つの実験」 ）に書いています。
