【12/26 15時 加筆・修正】
食事をゆっくり噛んで食べることで、血糖値の上昇を抑えられることに気がつきました。このことは発症時に受講した糖尿病教室で説明を聞いていましたが、それほど重要に考えていなかったこと、社会人になってからの習慣で短時間で食べることが身についていたことで、早食いから脱却できませんでした。
これに気づいたのは、23日の日曜日です。夕方、寿司屋さんで食事をしました。カウンターに座って、お酒を飲みながら食べたので、2時間半ほど時間をかけました。注文したものが目の前に出てからカーボカウントし、ポンプに炭水化物量を入力してボーラスするを7回繰り返しました。かなりいい加減なカーボカウントで、きちんとした血糖値コントロールをするつもりもありませんでしたが、ピークは200mg/dLくらいで、かなり良い感じでした(下図)。
(赤は、上が180mg/dL、下が70mg/dLです。以下同じ)
これがきっかけで、意識してゆっくり時間をかけて食べるようにすると、かなり効果があることが分かりました。
昨日の3食は、いつもの1.5~2倍の時間をかけました。そうすると、こんなに平坦な変動でした。ポンプのボーラスは、全てデュアルを使い、ノーマル70%、スクエア30%で45分です。
そして、今日の結果です。
朝は、食前が126mg/dL(SMBG)の高めで、その血糖値が続いた状態で食事を摂ったので、食後のピークは200mg/dLを少し超えたところまで上がりました。
お昼はラーメンを食べましたが、ラーメンの脂質に対応するために食べてから1時間半後に1単位を1時間のスクエアでボーラスし、後上がりを抑えました。この結果、グルコース値変動を180mg/dL以下に抑えることができました。
夕食は、外部の会合に参加後に集団での食事でした。そのため、「ゆっくり食べる」を実践できませんでした。小皿に取り分けて食べる都度、カーボカウントしてボーラス(合計4回)しました。ほどほどの結果だったので、大きな問題はありませんでしたが、200mg/dLを少し超えたので、血糖値コントロールの星取り表としては黒丸(●)です。
昼食と同じようにラーメンを食べて脂質対応のスクエアボーラスしなかった時(下図、12/5の昼食)は、食後に200mg/dLに近づいた時に、3回に分けて合計1.3単位のボーラスをしたので、後追いでした。この時の血糖値は200mg/dLを超えました。
これまでの実験で感じていることは
- デュアルボーラスは、血糖値を抑える効果がある(私の場合は、ノーマル70%、スクエア30%で45分です)
- 食事は早食いを避け、時間をかけて食べることで、食後の血糖値が抑えられる
- 事前に食べるものが分からず、デュアルボーラスを使えない場合、お皿単位にカーボカウントしてボーラスする(細切れにボーラスする)
です。