先日(9/14)、定期受診でした。
受診内容
初めての医師が担当で、丁寧な説明で良かった。「今後も担当いただけるのですか?」と尋ねると、「来年4月にこの時間帯の担当医が決まるまで、交代で担当します」との返答。恐らく、前任のU先生が産休から復帰するまで、この対応になるようだ。
ヘモグロビンA1cは前回から+0.2で想定どおり(平均血糖値から計算したA1cが6.3、前回の計算値6.2から+0.1)。
計算値は、記事「ヘモグロビンA1cの信頼度を調べる」の内容で計算。
新型コロナの陽性者が増えている。友人・知人で罹患したケースも多い。そのため、万が一、陽性になった場合の対応を確認した。
CGMセンサの不良
前回の受信後にセンサ不良が3個発生した。
- 6時間ごとに要較正が起き、センサ読み取り値が不安定(8/17)
- 6時間ごとに要較正が起き、センサ読み取り値が不安定(9/09)
- トランスミッタをセンサに接続しても緑LEDが点滅せず、ポンプがセンサを認識しない(9/09)
2と3はロットが同じ。同一ロットに不良品が偏る傾向があると感じる。このロットのセンサが4個あり、他の2個は使用したが、センサ読み取り値が低くかった(血糖値180mg/dLのとき、通常はISIG値が38~40になるが30の低値)。普段よりも慎重に較正して7日間使った(再使用せず)。
6週間の記録
TIR
Weekly success
Week to week
Hourly stats
5時~6時台の最小値が43と46になっているが、センサがに異常があったためと考えている。日中の最小値(18時台の42)は低血糖の症状を感じていた。
血糖コントロールの見直し
9/9に開催された「HCLユーザーズミーティング」にリモート参加した。国立国際医療研究センターの小谷紀子先生の講演が、ポンプの使い方を見直すきっかけになった。
HbA1cが前回から+0.2になったのは、平均血糖値が127mg/dLと高くしてしまったためで、その原因は、
などで、マンネリ化やオートモードに依存し過ぎとなり、血糖値変動に注意していなかったことが背景にある。
オートモードは高血糖側の対応(効果)が弱い(不十分)ため、カーボ入力でカバーできないタンパク質や脂質に対するインスリンを自分でボーラスすれば、高血糖を防ぐことができる。過去の経験値で、何を食べるとどのくらいのインスリンを追加する必要があるかをおおよそ把握している。例えば、カレーは3単位、天ぷらは2〜3単位、餃子は2単位、とんかつは2.5単位、鶏唐揚げは2〜3単位など。
食事を食べ終えたときに、忘れずに(確実に)食事の内容で1~3単位を45分のスクエア・ボーラスで補正するようにした。
これに加え、食後に血糖値上昇(例えば170↑↑↑)や高血糖なら、マイルール(200で1単位、220で2単位、240で3単位が基準)でノーマルボーラスする。
眠前の補食にアイスクリームを食べていたが、これも止め、クッキー主体に変更した。
9/10~9/18の9日間の平均グルコース値は123.2mg/dL、70-180のIn range91.4%と改善した。
9日間のオートモード時間は96%で、ほとんどの時間帯でオートモードを利用している。