今日は関東大震災から100年。毎年、この日は災害にどう対応するかの情報で溢れているが、本来は日々の中で備えることとと思う。
6年前に書いたブログ↓
そのとき、こちら↓を参考にした。
それ以降、少しずつ内容を改善してきた。
2017年は、血糖測定器を1セットしか持っていなかったこともあって、毎日使う物は非常時持ち出しのカバンに入れることができなかった。
今は、必需品をダブルで持つようにして、ひと組は非常時持ち出し用のカバンに入れている。ポンプ関連品(サータ、トランスミッタ充電器など)も複数確保している。
非常用の保管は2つにまとめている。
- ポンプ関連及び血糖管理の必需品
- インスリンは冷蔵庫の野菜室に保管
ポンプ関連及び血糖管理の必需品
バッグ(ショルダーベルトがある軽いもの)に入れて、すぐに持ち出せるようにしている。
ヘルプマークと1型糖尿病のタグをつけて、避難所に行っても良いようにしている。外見上は健常な人と変わらないので、このように自分の病気を明示するのは重要。タグによる明示は盗難予防にもなる。
バッグ内は「防災箱」とブドウ糖。
「防災箱」の中はこんな感じ
- シルエット 1箱(10個)
- リザーバ 1箱(10個)
- CGMセンサ 2個
- CGMセンサ用サータ
- CGMセンサ用オーバルテープ
- 単3アルカリ電池(ポンプ本体用) 4本
- 単4アルカリ電池(トランスミッタ用の予備) 1本
- トランスミッタ充電器
- アルコール綿
- 血糖測定器
- ワンタッチアクロ
- ランセット 6箱(180個)
- 血糖測定器チップ 6箱(180枚)
- 注射針 3袋
- マイジェクター(インスリン用シリンジ) 20本
この防災箱はサイズが大きくて嵩張るが、整理がし易いことと、必要な物をすぐに探せる利点がある。災害時にあちこち持ち歩くことはないと思うので、使いやすさを重視している。
災害に遭遇したら血糖値を高めに誘導するつもりだが、それでも動き回れば低血糖になるリスクがある。そのため、ブドウ糖を多めに用意している。
血糖測定器チップなどは定期受診で処方されたものとローテーションする、ブドウ糖は定期的に入れ替える、を行い、使用期限を超えないようにしている。
インスリンの保管
インスリンは100均(セリア)で購入した「お箸収納ケース」を使い
- インスリン・バイアル 5~6瓶(2~3瓶は普段用、3瓶は災害用の予備)
- レスキュー・ペン(ムルジェブ4本、トレシーバ2本)
を入れ、すぐに持ち出せるように「非常時持出」の赤ラベルを貼り、冷蔵庫の野菜室で保管。
こうしておくと常に家族の目にとまるので、いざというときに家族の協力で忘れずに持出すことができる。
バイアルは1瓶で15日間使用するので、3瓶を確保すれば1ヵ月以上のインスリンを確保できる。
レスキュー用のペンは、毎年1回、2月(年初)に主治医に処方をお願いしている。
使用期限を超えたペンは、廃棄せずに旅行などで2日以上家から離れるときに携帯している。期限が過ぎても劣悪な環境に晒していなければ、インスリンの効能に問題ないことが分かっているので、私はこのような使い方をしている。
なお、外出時の24時間以内の対応は、この↓記事に書いた。
また、レスキュー用のペンが足りなった場合は、インスリン用シリンジ(マイジェクター)を使い、バイアルのインスリンを使う予定。
その他
災害時、お薬手帳が重要。薬剤が不足する場合、お薬手帳があれば、調剤薬局に駆け込み、緊急対応をお願いできる。そのために、私は、スマホに使わずに、紙の手帳に拘り、お薬手帳の最新のページをコピーして、財布に入れている。
マイナンバーカードを持っているが、マイナ保険証の登録は行っていない。理由は、大規模災害が起きれば、電気が止まり、通信も切れるので、マイナ保険証は役立たないと考えている。
自分の命を護るのは自分、との思いで対策を行っている。