7/05/2023 xDrip+ Release Noteを追記
今朝からxDrip+でケアリンクにログインできないトラブルが起きた。早朝にケアリンク・サーバのソフトが更新され、ログイン・インターフェースが変更になったことが原因のようだ。
xDrip+のエラー
xDrip+が動かないとスマートウォッチ(FitBit)に表示できない。
メドトロニックから午前3:48にケアリンクの緊急メインテナンスの通知が届いていた。
ケアリンクの緊急メインテナンスは、午前7:04に解決したが、xDrip+のログインエラーは続いた。
このトラブルは日本のユーザーに限定されたものではなく、グローバルで起きていた。海外Facebookの『xDrip+』プライベートグループにトラブルの報告が書き込まれていた。ただ、時差の関係でトラブルに気づいたユーザーはそれほど多くない。
でも、開発者の努力で、夕方には修正版のxDrip+が利用可能となったので、大変ありがたい。開発者に感謝!!!
修正版のxDrip+
Facebook 『xDrip+』の修正版が利用可能のポスト。
修正版は以下から入手する。
修正版のインストール前に、Settingsで設定情報のバックアップ作成を行うのが良い。
新しいバージョンでは、CareLink Patientが追加されている。CareLink UsernameとCareLink PasswordにはフォロワーのアカウントIDとパスワードを入力し、CareLink Patientに患者アカウントのIDを入力する。
修正版xDrip+
【7/05/2023 追記】
xDrip+は、当初、Carlink修正版が存在したが、今は本体に機能が統合されている。
xDrip+のリリース一覧は以下。この中から、利用環境に合うバージョンを選択します。
ケアリンクを介さずにxDrip+にポンプデータを渡す方法
xDrip+は、通常『ポンプ ⇒ Minimed Mobileアプリ ⇒ ケアリンク ⇒ xDrip+』の経路でデータが渡される。これをケアリンクを介さずに『ポンプ ⇒ Minimed Mobileアプリ xDrip+』とする方法があることを知ったので、メモ。
同一のAndroidスマホ上で、Minimed MobileとxDrip+を動かすことが前提になるが、Minimed Mobileがスマホに表示するセンサグルコース値をAndroidの「通知 Notification」機能を利用してxDrip+が拾うことができる。
設定方法:
実際に設定して使ってみた。
なお、この方法はメリットとデメリットがある。
メリット:
- ケアリンクを介さないので、データの受け渡しに要する時間(遅延)を減らせる
- ケアリンクのトラブルや停止から切り離されるので、利便性が向上する
デメリット:
- Minimed MobileアプリをAndroidスマホで動かす必要があるため、使用できるスマホが限定される
- xDrip+に渡される情報はセンサグルコーチ値のみ(残存インスリン、カーボ値などのセンサグルコース値以外の情報はxDrip+に表示されない)
グルコース値の変化のみの把握で充分で、スマートウォッチに表示したいという場合、この方法を使うのが良い、と思います。
xDrip+の表示の違いは、この記事に貼り付けた2つの画像を比べると分かる。