センサ使用３日目で次回の較正期限が６時間になる現象を初めて経験。初日（初期化から１２時間くらいまで）に較正間隔が３時間、あるいは６時間が連続することがある（かなりの頻度で経験）が、２日目以降で、次回の較正期限が１２時間ではなく、６時間になったのは初めて。
また、２日目からISIG値が不安定（滑らかに変化する状態ではない）で、突然『要較正』（これは過去に経験あり）が起きる問題も生じた。
センサが不良と判断し、３日目で使用を止め交換した。
メドトロニックの『センサ・一部付属品故障受付』に報告、翌日、交換品が宅急便で届いた。
トラブル詳細（ISIG値が不安定）
毎日、余裕があるときに（移動の電車内、テレビを見ているとき等）、ISIG履歴をチェックしている。ポンプもセンサも機械なので、使用中に故障や不調になったり、不良品が混じることがあるので、ポンプを的確に使うための自衛策。特に、新しいセンサを使い始める初日は、ISIG履歴でセンサ読み取り値に異常がないかを注意している。
いつものように、電極を間質液に馴染ませるために前夜に装着し、翌朝の６月５日（月）に初期化して使用開始。
初日は較正を５回（通常、初日の較正は３～４回）行ったが、問題なかった。
ところが、２日目以降、５分ごとに記録されるISIG値が滑らに変化せず、不安定な動きになった。
例えば、３日目（６月７日）の１０：００～１０：３０のグルコース値は、１０：１５に９７mg/dLの谷になった後、反転してＶ字に上昇。
ISIG履歴で見ると、５分ごとに２．０前後の変化が記録されている。通常はもっと滑らかに変化するので、とても違和感のある動き。
トラブル詳細（突然の『要較正』）
１０：１５に９７mg/dLの谷で大きく変動する直前の、９：３８に較正した。
この較正で次回の較正期限は１２時間後の２１：５０ころになったはず。
ところが、８時間後の１７：４０に、突然『要較正』が表示された。これも異常な動き。
ISIG値の変動が１７：４０の１４．６２から１７：５０の１６．６８になっているのは、１５分前に糖質１０ｇを補食したことによる血糖値上昇。
トラブル詳細（較正期限が６時間後）
前夜、寝る前の０：０２に較正したので、次回の較正期限は１２時間後と思っていた。ところが、寝ている間にアラームが鳴り、６時間後に較正期限が来た。
前夜の較正時のISIG履歴は、０：００の２８．４７、１０分後の０：１０の２５．２８で、１０分間で３．０を超える大きな変化があった。これが原因で、次回の較正期限が６時間後となったようだ。
トラブル詳細（グルコース値が実測から乖離）
３日目の９：３８に実測１７４mg/dL、ポンプの表示は１５２mg/dLで較正。乖離が２０以上あった。
メドトロニックへセンサの不具合を報告
ネットの受付サイトを通じて、メドトロニックにセンサ不良を報告し、補償交換をリクエストした。
センサ不具合事象は
- 実測血糖値とSG値の乖離がひどく、使用期限前に交換の判断に至った
- その他（どのような状態か詳細に記入してください）
を選択し、「不具合発生日やエラー頻度など、補足があればご記入ください」のフィールドに、不具合の詳細を具体的に記載した。
故障受付に「必要に応じて担当者から電話連絡する。入力情報のみで発送対応可能な場合は電話連絡なし」との注意が記載されている。きちんと記入したので、補償交換リクエストの提出後、１日で交換品が届いた。
まとめ
オートモードではセンサがきちんと血糖値を追随することが大事。そのため、ISIG履歴を定期的に確認し、センサの動くに疑いを感じる場合は、躊躇せずに交換するようにしている。そのため、予備として４個ほど多めにストックしている。
なお、770Gを使い始めてもうすぐ１年になる。これまでに使用したセンサは３４個、そのうち不良品で交換したのは４個。３個はサポートライン経由で交換、今回初めてネットの受付サイトを利用した。記入する手間がかかるが、迅速に交換品が届くので、今後は、こちらを利用しようと思う。
