1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

770Gのアラームを全て消す方法(追記あり)

4/14/2023: 「オートモードのリスタートで要血糖値のアラームを回避する」を追記

 

ポンプの「音」をオフ、「バイブ」をオンで使用していますが、アラームがでるとポンプがブルブルするので、気になって困ることがある。そのような場合は、「センサアラート全て」を消音にすると、バイブも鳴らなくなるので、とても便利。

私は、毎日、状況に合わせてアラーム消音を使っている。

なお、アラームを100%消せる訳ではなく、対象外が3種類ある(内容は後述)。

 

センサアラート全てを消音にする

設定は簡単、以下で行う。

 

① メニューから「音 / バイブ設定」を選択

 

② 「アラート消音オプション」を選択

 

③ アラート消音を設定する

「センサアラート全て」をオン(消音)

   ↓

持続時間を指定(30分単位で30分~24時間の範囲)

   ↓

「開始」を選択

 

④ 「センサアラート消音開始」のメッセージが表示され、アラート消音がスタートする

 

「アラート消音」がオンの表示

「アラート消音」をオンすると、ホーム画面のステータスアイコンの「音」アイコンが鍵マークになる。

 

「アラート消音」がオフの状態:

 

「アラート消音」がオンの状態:

 

「アラート消音」がオンで、アラートが発生した場合のポンプの動き

「アラート消音」がオンで、アラートが出ると、通知ライトが点滅する。同時に、ポンプ画面にメッセージが表示される(音およびバイブなし)。

画面のメッセージが消えても、通知ライトが点滅し続けるので、センサアラートの発生があったことを把握できる。

 

発生したアラームは、ホーム画面で「メニュー」 → 「ステータス」 → 「通知」で確認する。

 

「アラート消音」が対象外のアラーム

「センサアラート全て」を選択すると、センサグルコース値、センサ、較正の指示、トランスミッタに関連したほとんどのアラートは消音(音、バイブなし)にできるが、次の3種類のアラートは対象外で、消音にならない。

高センサグルコース・アラートは、「オプション」 → 「SmartGuard」 → 「高グルコース設定」で指定したグルコース値に達するとアラートが出る。デフォルトは250mg/dLで、時間帯別に100~400mg/dLの範囲で指定できる。

 

「アラート消音」の解除

持続時間内に「アラート消音」を解除したい場合、以下を行う。

 

① 「アラート消音」を選択する

 

② 「アラート消音キャンセル」を選択する

 

③ 「アラート消音キャンセル」のメッセージが表示される

 

オートモードのリスタートで「要血糖値」のアラームを回避する

オートモードで最小注入レートが2時間30分続くと、「要血糖値」のアラームが表示されるが、アラート消音しているとアラームに気づかず、セーフ基礎注入になってしまう。

 

血糖値が安定しているときに、「アラート消音」を使うと、セーフ基礎のアラームが起きる可能性が高いので、「アラート消音」をセットするときに、同時にオートモードをリスタートすることがある。オートモードをリスタートすると、最小注入レートのカウントがリセットされ、その時点から2時間30分は最小注入レートが続いたために「要血糖値」のアラームが発生することがない。

 

オートモードのリスタート方法:

① オートモードを停止

メニューから「オプション」 を選択

「SmartGuard」 を選択

「オートモード」 を選択

オートモードをオフにし、 「保存」 を選択

「SmartGuard 設定オフ」の確認画面で、OKを選択

 

② オートモードを開始(①に続けて行う)

「オートモード」 を選択

オートモードをオンにし、「保存」 を選択

「要血糖値」の確認画面で、OKを選択

 

③ 血糖値を入力

メニューから「血糖値入力」 を選択

センサグルコース値を血糖値を入力

「センサ較正」の画面で「いいえ」を選択

 

私は、オートモードのリスタートを、かなり頻繁に使っている。アラート消音と併用するだけではなく、いろいろな場面で役立つので、重宝している。