4/14/2023: 「オートモードのリスタートで要血糖値のアラームを回避する」を追記
ポンプの「音」をオフ、「バイブ」をオンで使用していますが、アラームがでるとポンプがブルブルするので、気になって困ることがある。そのような場合は、「センサアラート全て」を消音にすると、バイブも鳴らなくなるので、とても便利。
私は、毎日、状況に合わせてアラーム消音を使っている。
なお、アラームを100%消せる訳ではなく、対象外が3種類ある(内容は後述)。
センサアラート全てを消音にする
設定は簡単、以下で行う。
① メニューから「音 / バイブ設定」を選択
② 「アラート消音オプション」を選択
③ アラート消音を設定する
「センサアラート全て」をオン(消音)
↓
持続時間を指定(30分単位で30分~24時間の範囲)
↓
「開始」を選択
④ 「センサアラート消音開始」のメッセージが表示され、アラート消音がスタートする
「アラート消音」がオンの表示
「アラート消音」をオンすると、ホーム画面のステータスアイコンの「音」アイコンが鍵マークになる。
「アラート消音」がオフの状態:
「アラート消音」がオンの状態:
「アラート消音」がオンで、アラートが発生した場合のポンプの動き
「アラート消音」がオンで、アラートが出ると、通知ライトが点滅する。同時に、ポンプ画面にメッセージが表示される(音およびバイブなし)。
画面のメッセージが消えても、通知ライトが点滅し続けるので、センサアラートの発生があったことを把握できる。
発生したアラームは、ホーム画面で「メニュー」 → 「ステータス」 → 「通知」で確認する。
「アラート消音」が対象外のアラーム
「センサアラート全て」を選択すると、センサグルコース値、センサ、較正の指示、トランスミッタに関連したほとんどのアラートは消音(音、バイブなし)にできるが、次の3種類のアラートは対象外で、消音にならない。
高センサグルコース・アラートは、「オプション」 → 「SmartGuard」 → 「高グルコース設定」で指定したグルコース値に達するとアラートが出る。デフォルトは250mg/dLで、時間帯別に100~400mg/dLの範囲で指定できる。
「アラート消音」の解除
持続時間内に「アラート消音」を解除したい場合、以下を行う。
① 「アラート消音」を選択する
② 「アラート消音キャンセル」を選択する
③ 「アラート消音キャンセル」のメッセージが表示される
オートモードのリスタートで「要血糖値」のアラームを回避する
オートモードで最小注入レートが2時間30分続くと、「要血糖値」のアラームが表示されるが、アラート消音しているとアラームに気づかず、セーフ基礎注入になってしまう。
血糖値が安定しているときに、「アラート消音」を使うと、セーフ基礎のアラームが起きる可能性が高いので、「アラート消音」をセットするときに、同時にオートモードをリスタートすることがある。オートモードをリスタートすると、最小注入レートのカウントがリセットされ、その時点から2時間30分は最小注入レートが続いたために「要血糖値」のアラームが発生することがない。
オートモードのリスタート方法:
① オートモードを停止
メニューから「オプション」 を選択
↓
「SmartGuard」 を選択
↓
「オートモード」 を選択
↓
オートモードをオフにし、 「保存」 を選択
↓
「SmartGuard 設定オフ」の確認画面で、OKを選択
② オートモードを開始(①に続けて行う)
「オートモード」 を選択
↓
オートモードをオンにし、「保存」 を選択
↓
「要血糖値」の確認画面で、OKを選択
③ 血糖値を入力
メニューから「血糖値入力」 を選択
↓
センサグルコース値を血糖値を入力
↓
「センサ較正」の画面で「いいえ」を選択
私は、オートモードのリスタートを、かなり頻繁に使っている。アラート消音と併用するだけではなく、いろいろな場面で役立つので、重宝している。