1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

2023.3月の受診結果(フットケアと糖内の2科受診)

先週の木曜(3/30)は定期受信日で、皮膚科と糖内の2科を受診。

 

皮膚科(フットケア)の受診

通院している総合病院の皮膚科にフットケア外来があり、この分野の専門医が治療してくれる。

 

1型発症で緊急入院した時('16/12月)、以前から困っていた巻き爪の治療を受けた。巻き爪の治療はワイヤによる矯正が必要で、保険外の診療になる。入院中は保険外の治療を受けられないようで、テープによる治療が施され、退院後にワイヤ矯正の治療を受けた。足の爪は、手の爪と異なり伸びるの遅いため、矯正治療に1年近くかかり治癒した。

 

年初から同じ部位が再び巻き爪になって痛むので、2/20に受診した。医師は「爪の隙間に保湿剤(ヒルドイド)を塗り込めば回復する可能性があるので様子を見ましょう」との診断で、保湿剤の塗り方の指導を受けた。

3/30の受診では、5週間が経ち痛みが無くなった。巻き爪が解消していないので、医師は「もうしばらく保湿剤の塗布を続ける欲しい」と言い、爪が厚すぎることも原因になっているので、グラインダで爪を削り、薄くしてくれた。

 

1型の合併症に足病変があるので、足に異常を感じたら受診するようにしている。

dmic.ncgm.go.jp

 

昨年も別件(足の爪が伸びないで厚くなるトラブル)で受診した。その時、足の角質が硬くなる角化症もあったので、ケラチナミン・クリームの処方を受け、入浴後にそれを足の裏(角質が酷い部分)に塗り込んでいる。これでかなり改善した。

最近、気がつかないうちに、足の指に血豆ができ爪が死んだ状態になっているトラブルを経験した。爪が赤黒く変色して、下から新しい爪が生え始めている。

 

これらは1型と因果関係があるのか分からないが、発症後に足の異常が増えたのは事実。フットケア専門医に相談できるのはありがたい。

 

糖尿病内科の受診

今回の血液検査の結果はすべての項目が基準値の範囲内で、HやLのマークがついていない。これは発症後の初経験で、とてもうれしい。

 

3/16に受けた

  • 頸動脈エコー
  • 心臓エコー
  • 大動脈脈波速度
  • CT

の検査結果も問題なかった。特に、気がかりだった頸動脈プラークは変化がなく、成長していないとのことで、ひと安心。

 

今回の検査では、腎臓の機能を確認するために「尿アルブミンクレアチン換算値(ALB,CRE換算値)」がチェックされ、結果は6.60で基準値15以下なので、これも問題なし。

 

HbA1cは前回から変化なく、6.2%。

 

血糖コントロールを適切に行えているので、主治医は問題ないですね、と褒めてくれた。

 

私の770G使用法

私は、以下のように770Gを使っている(基本的な使用法)。

  • 脂質などで後上がりする食事は、スクエア・ボーラスで対応
    • カレー、とんかつ、チーズ、うなぎ、とり唐揚げなどを食べる時、食事開始時にマニュアルモードに切り替えてセットする
    • 単位数は経験値(例、カレーは3単位、とり唐揚げは2単位)と食事内容による勘で決め、30~45分のスクエア・ボーラスを行う
    • スクエア終了後に確実にオートモードに戻すために、スマートウォッチのカウントダウン・タイマーで時間を管理する
  • オートモードによる基礎注入が安定するよう、TDDの調整を行う
    • オートモードのパラメータは、午前0時に前日までの6日間のTDDから算出される
    • 食事内容でTDDが変動する。そのため、6日間に少ないTDDが3日以上あると、基礎レートが低下する(最大基礎レートが0.75uになる)
    • 最大基礎レートが0.75uになると、0.1uの場合に比べ1時間あたりのインスリン注入量が約25~35%減少する
    • これを避けるために、夕食用のボーラス量が決まれば1日の総量(TDD)を予測できるので、TDD不足分を空ボーラスで調整する
    • この調整を2/26から行った結果、高血糖を速やかに下げる効果が得られた
    • TDDの調整はオートモードに悪影響を与えるので止めた(詳細は「 770GのTDD調整は禁じ手だった」に記載)
  • 200を超える場合、ノーマルで補正ボーラス
    • 200で1単位、220でもう1単位、240でさらに1単位が目安
    • オート基礎で注入されたインスリン量が多い場合は、補正ボーラスを行わないこともある
  • 21時以降、就寝までは、オート基礎に任せる
    • グルコース値を血糖値入力でインプットして、推奨ボーラスが表示されるかをチェックする
    • 推奨される補正ボーラスが表示されれば、それに従いボーラスする
  • 補正ボーラスについて
    • 「血糖値入力」にグルコース値をインプットして、推奨ボーラスが表示されるかを確認する。これを優先している。
    • 日中に補正する場合、マニュアル・モードに切り替えて、ノーマル・ボーラスで行う。
    • 食べていない糖質を摂ったようにしてポンプにインプットすると、770Gのアルゴリズムに影響を与えるので、フェイクカーボは使わない。
  • オートモード使用率は95%(30日間の平均)⇒ ほとんどの時間帯をオートでカバー
  • 就寝中の血糖コントロール
    • 就寝前の血糖値130を目標に、必要に応じて補食 ⇒ 概ね良好
    • 低血糖(70未満60以上)は6週間で数回

 

実際の例:4/1(土)

  • 7:11 グルコース値63で補食(ブドウ糖5g)
  • 7:35 起床後のルーティン1単位をノーマル・ボーラス
  • 7:55 実測109mg/dLで較正
  • 8:11 朝食のカーボカウント79gで、10.5単位をボーラス
  • 8:30 朝食を食べ始める
  • 8:42 イカフライを食べたので、脂質対応として1単位を45分間のスクエア・ボーラス(ノーマル・モード)
  • 9:30 オートモードをONにセット
  • 11:00 車で出かける前にグルコース値109だったので、糖質18g(ブドウ糖8gとクッキー10g)を補食 注:GIが高い食品(ブドウ糖など)と低い食品(クッキーなど)を組み合わせて、血糖値がすぐに上がる効果と血糖値が持続する効果を考え、時間差で効くように補食している

 

TDDを38以上にするように調整している。この効果は大きいと感じている。

この詳細は、記事「TDDの調整で770Gオートの効きを維持する」と「770GのTDDと最大基礎注入レートの関係」に詳しく記載している。

 

6週間の記録

TIR

AGP



Weekly Success

 

Week to week

 

Hourly stats