1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

突然「要較正」になるトラブル

センサ4日目で突然「要較正」のメッセージが出て、グルコース値が表示されないトラブルを経験した。今、使用中のセンサは、12/31夜に装着後、1/1 9:00にWarm-upをスタートした。昨日までは問題なく使用できていた。

 

「要較正」アラート(その1)

今朝、6時過ぎ、ポンプのバイブが鳴ったが、グルコースのアラームと思い、そのままにして寝ていた。7時の起きる時間で、再び、バイブでアラームが通知されたので、ポンプを見るとグルコース値が表示されていない。「あれっ」と思いチェックすると、「要較正」が表示されている。最後に較正したのは前夜の22:37で、次回較正の期限は12時間後の10時過ぎの予定だった。

 

アラーム履歴とISIG履歴は次のようになっている。

   

6:35に「要較正」のアラームが出ると同時にグルコース表示が停止となり、それ以降、グルコース値が表示されていない。

   

 

7:10に再び「要較正」のアラームが表示された。

   

   

 

7:39に実測値をインプットして較正を行うと、グルコース値の表示が再開された。

   

 

「要較正」アラート(その2)

朝食後の血糖値が高かったので、10時過ぎに実測。この時、較正もした。

   

 

次回の較正期限は22:30となったが、夕方18:05、突然「要較正」のアラームが表示され、グルコース値が表示されなくなった。

   

   

 

この時はすぐに気づき、較正した。

1日に2回も突然の「要較正」が出るトラブル。このまま使い続けると、同じトラブルが起きる可能性があると思い、サポートラインに電話した。

 

サポートラインの説明

サポートラインの説明は「センサの精度を維持するために、突然ポンプが要較正を要求することがある」。

 

私は、770Gのガーディアンセンサ3でセンサのフィラメントが体内で動くような力を外部から与えると要較正になることを知っているので、アームカバーでセンサを固定していること、メドトロニックの推奨部位である上腕の裏に交互にセンサを装着していること、を話した。それにも関わらず、就寝中と日中の2度も「要較正」になったことが理解できないと言い、どのような条件になると起きるのか、想定される原因を教えて欲しいとお願いした。

 

担当者は、「長い期間、センサを装着していると、皮下の組織が硬結することがある。左右の腕でローテーションしても、同じ部位に装着することになるので、徐々に組織が変質する。これが原因の可能性がある」との回答だった。「装着部位を腹部に変えると解決できるかもしれない」との提案を受けた。

 

私は、腹部はカニューレの装着に使っていること、メドトロニックの推奨部位の中で腹部にセンサを装着すると体の動きでしわが寄る等の影響でセンサのフィラメントに影響を与えるリスクがあるため腹部にセンサを装着したくないと話した。

 

それに対して、担当者は太ももにセンサを装着しているケースもあるので、どこにセンサを装着したら良いかと主治医を相談して決めて欲しいと言う。主治医がポンプの使い方を完全に理解しているのは希なので、それは現実的ではなく、解決にならないと思うと反論した。

 

結局、今のセンサを使うのを止めて、新しいセンサに切り替えることになった。

サポートラインがセンサ不良と判断したので、代わりのセンサを自宅まで郵送してくれることになった。

 

今回のトラブルの原因が何かが曖昧で、すっきりしないが、使用中のセンサを使い続けてトラブルが再発するのを避けるために、センサを交換することで納得した。

 

新しいセンサは腕を装着せずに、尻(腰骨の後ろ、腹部よりの部位)に装着することにした(これはトライアル)。