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リザーバの残量ゼロで何単位のインスリンが使用できる?

記事「リザーバの残量ゼロでポンプを使い続ける」で、リザーバの残量がゼロと表示されても使い続けることを書いた。その後、何単位のインスリンを使えるかを調べる機会があったので、結果をまとめる。

 

12/3(土)の13:46にリザーバの残量がゼロのアラームが表示された。

   

 

夕方に交換するつもりだったので、そのまま使い続けた。18時過ぎにリザーバを交換し始めたが、その前にインスリンがリザーバに何単位残っているかを測定した。

ポンプを外してダミーのボーラスすると、TDD(1日総量)に加算されてオートモードに影響するので、カニューレ充填を使って測定した。

2単位、4単位、2単位と3回繰り返した後、2単位で4回目のカニューレ充填を行うと0.7単位でポンプが停止した。カニューレ充填で使ったインスリンの合計は8.7単位。

   

   

   

   

 

13:46にリザーバ残量がゼロのアラームが表示されてから、ポンプを外すまでに体内に注入されたインスリン量は、5.575単位。この単位数は、ケアリンクパーソナルのレポートで『データのエクスポート(CSV)』から集計。

 

リザーバ残量がゼロのアラーム表示後に使用可能なインスリン単位数は

  5.575単位+8.7単位=14.275単位

となる。

 

約14単位が使用できることが分かった。

   

 

リザーバの残量が完全にゼロになると、「インスリン注入遮断」のアラームが表示されてポンプが停止することも確認できた。

なお、リザーバの残量がゼロのアラームが表示された後に使い続けても、ポンプのステータスのリザーバ残量表示はゼロのままで変化しない。

   

 

リザーバの残量が完全にゼロになるまで使い続ける気はないが、約14単位くらい使用できることが分かったので、これは非常時の”余裕”になると思う。