1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

オートのリスタートと一時目標でセーフ基礎を調整(追記あり)

安眠するために、寝る前にオートモードをリスタートするようにしている。

血糖値が120以下の状態で寝ると、セーフ基礎注入になる可能性が高い。それを避けるには、補食して血糖値を上げれば良いが、大幅に血糖値を上げる必要がある。

そこで、考えたのが、寝る直前にオートモードをリスタートする、です。

 

昨夜(8/24)の状況

実測127mg/dLで較正。較正直前のセンサ・グルコース値が140だったので、オート基礎注入が続いていた。この影響で、血糖値が下がるのが明らかなので、補食でチーズを食べた。

このまま寝ると、セーフ基礎が午前3時ころに起きると推測。これを遅らせるために午前0:51にオートモードをリスタートした。

   

   

リスタートは

  • オートモードを解除(オフ)する
  • オートモードをオンにする
  • 「要血糖値」に対して、ポンプのグルコース値を入力する

で行う。

 

就寝~起床までの変化(8/25)

午前3:31に、オートモードで2.5時間継続して最小注入レートが行われたため、「オートモード最小注入レート」と「要血糖値」のアラートが出たが、寝ていたので気づかない。結果、セーフ基礎注入に入った。

   

   

 

午前4:25に目があいたのでポンプをチェック。セーフ基礎と気づき、グルコース値81を入力してオート基礎注入が再開。

   

 

起床後の実測は123。

 

午前3時半ころから曉現象で血糖値が上がるので、この対応で問題ない。セーフ基礎で注入されたインスリンは0.675単位(マニュアルモード時の基礎レートで注入されるインスリンが約1単位)だった。

 

毎日がこのような状態ではないが、寝る時の血糖値に応じて、使っている。

 

今回のセーフ基礎の時間は約55分、もしもフル(90分)にセーフ基礎が続くと、注入されるインスリンは約1単位になる。低血糖になる可能性があるが、xDrip+のアラームでスマホが鳴るので大丈夫。

また、同時に「一時目標」を設定(例えば4〜5時間)すると、セーフ基礎がスタートした時のインスリン注入量が1/2〜1/3に減らすことができる(実験済み)。

 

オートモードをリスタートするとカウンターがリセットされるので重宝している。日中に使うこともある。

 

一時目標と組み合わせてセーフ基礎を調整

オートモードのリスタートと「一時目標」を組み合わせることで、セーフ基礎で注入されるインスリン量を減らすことができる。

 

8/26の就寝前、実測が109だったので、炭水化物4gのクッキーとブドウ糖3g、チーズを補食した。

それでも血糖値の上昇が大きくないため寝ている間にセーフ基礎が起きるのが確実。次のようにセットした。

  • 午前1:10 オートモードをリスタート
  • 午前1:10 一時目標を3時間30分で設定

2時間半後の3:40にセーフ基礎が始まり、約1時間の一時目標が重なる間は注入されるインスリンを減らす。セーフ基礎90分の残り30分は通常に戻り0.5単位注入されるので、暁現象の上昇に対応できる、との想定。

 

結果は

   

  • 午前3:46 「オートモード最小注入レート」と「要血糖値」のアラート(リスタートした午前1:10から2.5時間経過)
  • 午前3:46 セーフ基礎に入る
  • 午前4:40 「一時目標」が終了 → 注入量 0.175単位
  • 午前5:15 オートモード終了 → 注入量0.475単位

   

セーフ基礎中の最初の1時間(3:46~4:40)の注入量が0.175単位、残りの30分(4:40~5:15)の注入量が0.475単位。一時目標を設定しなければ1時間で約1単位の注入になるのに対して、20%以下の0.175になったので、想定どおりの効果となった。これで問題が解決した。

 

午前6時半ころに目があき、センサ・グルコース値110を入力して、オートモードが再開した。

起床後の実測は120mg/dLで、上手くコントロールできた。