1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

770Gとケアリンク

昨日、ケアリンクのアカウントがロックされ、使えなくなった。原因は、正しくないパスワードでログインしようとしたこと。ロックされた場合の対応がどこにも記載されていないので、ちょっと戸惑った。

   

 

ケアリンク・アカウントのロック

2週間ほど前にパスワードを変更した。この時、iPhone/iPadで使うGuardian Monitorの変更を忘れ、Guardian Monitorを起動したため変更前のパスワードが使われた。

アプリを起動しても表示されないのでアプリ停止→起動を繰り返してしまい、しばらくして、パスワードを変更したことを思い出して変更したパスワードを入れ直したがダメ。メールを確認すると、次のメールが届いていた。

このメールには対応方法が書かれていない。パスワードのリセットが必要か、と思ったが、リセットの手順はどこにも記載がない。やむなく、サポートラインへ電話。

サポートラインの説明は

  • 5回連続して正しくないパスワードでログインしようとするとアカウントはロックされる
  • ロック後に1時間待つと、自動的にロックは解除される
  • ミニメド・モバイルアプリのように常にログインが保持されている場合、ロック中でもアカウントを使用できる

メドトロニックの説明が足りないと思う。

 

ケアリンクの仕組み

ケアリンクのアカウントは、

  • 患者アカウント(ポンプ使用者)
  • フォロワーアカウント(家族・保護者用)

の2種類がある(病院がアクセスするためのアカウントがあるがこれは別格)。今回、私がロックさせたのは患者アカウント。

 

患者アカウントは

  • ミニメド・モバイルアプリからCareLinkサーバにログイン状態にする
  • ケアリンク・パーソナルでレポート作成するためにログインする
  • 病院で主治医がポンプの情報にアクセスするためにリンクする

で使う。

 

ミニメド・モバイルアプリでCareLinkサーバにログイン状態にすると、5分ごとにポンプの情報がCareLinkサーバにアップロードされるが、注意することが一つある。

5分ごとにアップロードされるデータは、ケアリンク・コネクトアプリでアクセスするためのもので、ケアリンク・パーソナルや主治医が診断に使うレポートの情報とは異なる。

ケアリンク・パーソナルでレポート作成でアクセスするデータと、主治医が診断に使う情報は同じで、毎日1回(早朝3~4時くらい)、モバイルアプリが自動的にアップロードする。

 

下図は、ケアリンク・パーソナルに表示されるアップロードの記録。

   

 

下図は、8/5 13時ころに作成した、ケアリンク・パーソナルの「一日の詳細レポート」。

アップロード時刻(8/5 3:39)までのデータが表示されているが、レポート作成時刻(8/5 13:39)までのデータが欠落していることが分かる。

 

CareLinkサーバへアップロードした記録は、ミニメド・モバイルアプリの「ケアリンクとの同期」画面でも確認できる。

   

 

「今すぐアップロード」をタップするとCareLinkサーバへのアップロードが即座に行われる。アップロードに5~10分くらいかかる。

   

 

ブルーアダプタ

770Gをスマホ経由でCareLinkサーバと接続しない(スマホを持たない)場合は、ブルーアダプタを使いCareLinkサーバにポンプ情報をアップロードできる。

ブルーアダプタは、パソコンのUSB端子に差し込みポンプとBluetooth通信で接続するデバイス

   

   

 

ブルーアダプタはメドトロニックから提供されるが、入手は主治医にリクエストして承認を得る。私は、ポンプを受け取る時に、メドトロニックの担当者から「必要?」と聞かれたので「はい」と答えたら、メドトロニックの担当者が主治医に取り次いでくれた。

 

パソコンでケアリンク・パーソナルを起動させ、ブルーアダプタを認識させてから、データのアップロードを行う。

 

ケアリンク・パーソナルのレポート機能

患者アカウントでケアリンク・パーソナルにログインするとレポートを作成できる。

これらのレポートは、主治医が診察時に見るものと同じ。

私は、これらのレポートはマクロ的に評価するのには役立つが、自分の血糖コントロールを改善するには日々の血糖管理が重要と考えているので、あまり好きではない。その意味で「一日の詳細レポート」を時々見るが、Nightscoutのレポートを使っている。

 

「機器設定のスナップショット」は重要で、定期的に作成し保存している。これがあればポンプの設定が消えても容易に復元できる。

 

「データのエクスポート」(レポート画面の右下)は直近2週間の5分ごとのトリートメント詳細をCSVファイルでダウンロードできるので、オートモードの分析に役立ち、重宝している。

770G導入から6週間経ちオートモードに慣れてきたので、オートモードに影響する設定値(残存インスリン時間)を見直している。