基礎レートを調整しました。
9/14早朝(午前4時ころ)にトイレで起きた時、グルコース値が85で少し低い。このままでは70を割ると思い、一時基礎80%✕4時間で設定しました。結果は、起床時の実測が101mg/dL、変動がほぼフラット、この設定がいいね、です。
一時基礎80%(20%減)にした時のベーサル値をExcelに書き写し、微調整。一日の総量6.5単位を5.925単位に変更したので、0.575単位減です。
変更後、7日間の起床時の実測は
- 9/15 77mg/dL
- 9/16 97
- 9/18 95
- 9/19 94
- 9/20 107
- 9/21 69
でした。
下図は、基礎レート調整後の就寝中のグルコース変動。午前3時以降がほぼフラットです。
午前3~4時から曉現象で血糖値が必ず上昇します。
この血糖値上昇に対応するために、午前3時からの基礎レートを高くしています。ポンプを使い始めてから半年ほど経った時に、5日ほどかけ試行錯誤で、曉現象に対応する設定を行いました。
この時の経験が今も役だっています。
当時は620Gでスマートガードがありませんでした。640Gに機種変した後、スマートガードが悪さする(午前3~4時ころにスマートガードが働きベーサル停止で高血糖になる)ため、就寝中はスマートガードをオフに設定し、今に至っています。
就寝中に低血糖を起こさないようにするためには、眠前の血糖コントロールが重要と考え、次のようにしています。
- 寝る前に必ず実測する(同時に較正して、ポンプのグルコース値を合わせ直す)
- 実測値が低い場合、午前3時に100なるように糖質を摂る(補食の内容は、血糖値に応じて変える。チーズなどで脂質を摂ることも重視している)
- 実測値が高い場合、午前3時に100を目指してボーラスし、一時基礎で午前3時まで40%に設定する
夕食後2~3時間後に血糖値が100近くまで下がり、その後、上昇することが多いので、眠前で追加ボーラスすることになります。午後10時から午前3時までの基礎レートが0.15u/hrの設定なので、40%は0.05u/hr(1時間に0.025uを2回注入)となります。このレートに設定する理由は、スーパーボーラスの考えで、ベーサル分を前倒しでボーラスして、本来はベーサルをゼロにすることになる。ベーサルをゼロすると、リバウンドの可能性や、2時間以上のインスリンゼロを避けるため、僅かのインスリンを注入し続けるためです。
例えば、9/19は、血糖値が130の上昇を抑えるために、23時に0.3単位、23時半に0.2単位をボーラスしました(下図の①)。午前3時まで一時基礎40%に設定(下図の②)して、少量のベーサルを流しました。
9/20。22時半130、23時に140を超えて150に向かっていたので、0.5単位、0.2単位、0.2単位をボーラスしました。そして午前3時まで一時基礎40%に設定。結果、最後の0.2が余計だったようで、起床時の血糖値69でした。
就寝中に低血糖に陥るリスクがあるので、60を下回ると目が覚めるように、ポンプのアラームに加え、xDrip+のアラームでスマホが鳴るようにしています。