ポンプのデータをスマホに表示できれば、血糖コントロールに役立つことに気がつき、Nightscoutを利用しようと考えています。
これまではポンプの液晶画面で十分、Nightscoutは必要ないと思っていましたが、前回の記事「8月の受診結果」で書いた「血糖コントロールをルーチン化する」ために、やり方を少し変えてみることにしました。
ポンプは、ズボンのベルトにクリップで留めています。この方法は、血糖値をチェックしたい時、ポンプをベルトから外さないと見にくいのが難点です。ちょっと大げさな言い方ですが、身構えないとポンプを見ることができない。そのため、気がついたら、血糖値が200くらいが2時間ちかく続く、高原状態になっていることがあります。180を超えるとポンプのアラームが出ますが、メッセージをOKで受け入れると、それ以降、アラームは出ません。
血糖コントロールの基本は、『高ければインスリンを射つ、低ければ補食する』なので、手軽に血糖値をチェックできる(チラ見で状態を把握できる)機能は便利。ポンプのデータをスマホに表示すれば、タイムリーに対応できるようになるはずですね。
血糖値が気になるとき、ポンプの画面としばらく見続けている(ちょっと大げさな言い方です)こともあるので、このような無駄も無くしたい。
利用は、
- ネット上で、Nightscout利用の設定(ユーザー登録、ポンプデータを保管領域の確保、アドレスの作成など)を行う
- Androidスマホにポンプのデータを吸い上げるソフト(Uploader)をインストールする
- Androidスマホに、Contour Next Link 2.4(ポンプ専用リモコン・血糖測定器)をOTG (On The Go) USBケーブル(変換ケーブル)で接続する
で行えます。表示は、ネット環境があればOKで、デバイスに制約がないようです。
下図は仕組みのイメージです。
ソフトと機材(接続ケーブル)の制約で、ポンプからデータをアップロードするスマホに、iPhoneは使えない。私は、iPhoneなので、スマホ2台持ちにするつもりです。
良く考えると、この方が便利。 アップロード用のスマホにはContour Next Link 2.4が接続されているから、ちょっと邪魔で使い辛い。Androidスマホはアップロード専用にして、カバンに入れておく、自宅にいる時は居間のテーブルに置く、などで、使い勝手が良くなります。
Contour Next Link 2.4は持っているので、AndroidスマホとOTGケーブルを購入すれば、Nightscoutの設定に進めます。