「血糖値の変動を数値で評価する」と「血糖値変動を平均値と標準偏差で把握する」で書きましたが、7月中旬ころから、血糖値の変動を平均値と標準偏差でチェックしています。8月の変動は、こんな感じです。
これらの数値で血糖値変動の傾向を見ています。そして、時々、振り返り、対応の仕方を考えます。でも、これらの数値で細かくコントロールしているわけではなく、「定期的に確認しながら、振り返る」という感じで使っています。
8月は10日近くシックデイがありました。その時は高血糖が続いたと考えていましたが、それ以上に、シックデイが終わった後に、もっと高い状態が1週間ほど続いたことが、このグラフから分かりました。
これを解消するために行ったことは、
- 基礎の調整
- 夕食の糖質比を約10%増加(8.3g/u→7.8g/u)
です。
この高血糖対応で気づいたことは、基礎や糖質比の調整は必要ですが、これで全てが解決する訳ではなく、もっと重要なことは、血糖値が上がれば追加打ちし、下がり過ぎたら補食するという基本を忘れずに行うことです。