スマートウォッチ(「グルコース値を小型スマートウォッチに表示する」)でグルコース値をモニター(「スマートウォッチでグルコース値をモニター」)するようになって、とても便利・楽になりました。特に、就寝中の低血糖・高血糖がスマートウォッチのバイブで通知されて気づことや、何かに集中していても設定した血糖値になるとバイブで分かるので見落としが少なくなったこと。
便利になると別な問題、スマホのバッテリー切れがネックになりました。
などが起き、折角のデバイスが宝の持ち腐れ状態になりました。スマホのUSBコネクターにコントア・ネクスト・リンク2.4(CNL2.4)を接続しているので、モバイル・バッテリーが使えない。
この問題を解消するために、Upload専用スマホを追加して、2台を交互に使うようにしました。
Nightscoutのセットアップガイドに、Uploader用のスマホは2台が望ましいとの記載があり、これを目にした時は、あまり気に留めなませんでした。今回、この必要性を実感しました。NightscoutやxDripは素晴らしいシステムですね。
2台体制の使い方は簡単。
これで、スマートウォッチも自動的に切り換わるので、ポンプデータの表示が再開されます。スマホのバッテリーは1.5日くらい持つので、適当なタイミングでスマホを切り換えています。スマートウォッチのバッテリーは7〜8日持つので、週末に充電しています。
Nightscoutへのデータのアップロードは、それぞれのスマホが前回までにアップロードした直後に遡って行われるので、NightscoutのDBには、データが重複して記録されているようですが、レポートも問題無く作成できます。恐らく、MongoDBの容量を2倍食う形になっているようなので、定期的に古いデータを削除しようと思う。
追加購入したスマホは、SharpのAquos Sense 3 basicです。中古スマホ・ショップ(イオシス)で、開封済み未使用の物が格安(12,800円)でした。バッテリー容量4000mAh、重量167g、小型サイズ。1台目のAsus Zenfone MAX M2とバッテリー容量が同じ、サイズがひと回り小さいので、良い買い物ができました。
セットアップは、1台目と同じ内容(クローン化)にするため、幾つかの注意が必要でした。備忘録を兼ねて、以下にセットアップをまとめます。
1.Googleアカウントを使い、機種変更の手順で、1台目の内容を2台目にコピーする
(UploaderやxDripなどのGoogle playでサポートされていないアプリはコピーされない)
2.NightscoutのUploaderをインストールする
3.1台目のスマホのxDripの設定をSaveする
Saveした設定情報は“ダウンロード”にある。そこからSDカード経由で2台目のスマホの同じ場所にコピーする
4.xDripをインストール後、設定情報(Settings)をLoadする
5.1台目のスマホに記録されているMiバンドのAuth KeyをSDカードにコピーする
6.2台目のスマホに”freemayband“のフォルダーを作成し、Auth Keyをコピーする
7.xDripのMI BANDにBluetoothのMACアドレスを入力する
8.2台目のスマホにMiバンドを認識させる(Bluetoth通信の確立)
①Notification for Mi band のアプリを起動する
②Auth Keyの入力ボックスが表示されるので、Auth Keyをコピー&ペーストして入力する
③2台目のスマホとMIバンドの接続が行われる
(注:2台目のスマホにMi fitをインストールしない。Mi fitをインストールする新たなAuth Keyが上書きされてしまうので要注意)
9.xDripを起動し、MI BANDから"Update BG data manually"をタップし、Miバンドにポンプ情報を表示させる
10。その他
①購入したスマホがAU版のため、バッテリーの消耗を防ぐため、AU関連のアプリを全て削除した。
②電源管理でパワーを消費するアプリの監視をオフにした(これがオンになっていると、バッテリー残量が20%になると、USB接続が解除されアップロードが停止する)
③アプリの通知をオフに変更(オンになっていると、スマートウオッチに頻繁に通知が来るので鬱陶しい)
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