1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

③突発性難聴と血糖コントロール

入院から3日目が過ぎていきます。

今日はステロイドプレドニン が80mg(前2日よりも20%減)です。

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血糖変動は、こんな感じ。

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今朝でCGMセンサーが6日経ち期限切れ、2クール目に入る予定なので、トランスミッターの充電、センサー初期化で再使用しました。ほぼ実測値とのズレも無く使えています。

 

朝食は、炭水化物74gに通常の糖質比で計算したインスリン12.95単位のボーラス後、昨日の朝食の実績70%を掛けた9単位(12.95×0.7=9)を追加ボーラス。

 

昼食は追加なしの9.3単位を食前ボーラスでOK。

 

夕食が最大の課題。

炭水化物77gに通常の糖質比で決まる9.05単位を食前ボーラス。ステロイド対応に必要なインスリンは、昨日の実績値が140%(12÷8.55=1.4)なので、12.7単位(9.05×1.4=12.67)がとなる。ここで、ちょっと悩みました。こんな大量のインスリンを射って低血糖にならなるのでは、と心配に。で、取り敢えず10.8(9×1.2=10.8)を2時間のスクエアでボーラスするという安全策にしました。スクエアで時間をかけてボーラスすれば、途中でキャンセルできるから。でも、食べている途中で、こんな弱気では高血糖になると気づき、路線変更しました。

  • 18:15〜18:30   7.0u
  • 18:50                2.0u  (172)
  • 19:15                 2.0u  (237)
  • 19:43   SMBG  309   →ポンプ表示267、高血糖側を合わせるために較正
  • 20:30                2.0u  (295)
  • 20:50   SMBG  284   → 較正せず
  • 20:55                1.5u

基礎レートは18〜22時半過ぎまた、150%に設定。合計14.5単位を追加したので、かなり強きで攻めたかなぁ、と感じています。今、実測83で、就寝前の較正を行い、補食をしました。

 

今回のステロイド治療の血糖コントロールを以下のようにしたいと思う(2日間の出来事で昨日考えたこと)

  •  血糖値の高低差を少なくする
  • 平均値が上がるのは止むを得ない(A1cのことは気にしない)
  • どんな頑張っても、血糖値が300超に上がるのは避けられそうもないが、300以上が続く時間を減らす
  • ボーラスはノーマル中心、ボーラスし過ぎは基礎の停止と補食でカバーする

 

そして、3回の治療を通じて、分かったこと

  1. 点滴終了後、徐々に血糖値が上昇する → 1時間後くらいに1単位のボーラスが必要だった
  2. 夕食による血糖値上昇が大きい → 通常の糖質比で計算したインスリン量の90%(1日目)〜140%(2日目)〜160%(3日目)の追加ボーラスが必要だった
  3. 朝食に対する影響は夕食に比べて小さいが、ステロイドの影響が残っている → 糖質比で計算したインスリン量の70%(2日目/3日目)の追加ボーラスが必要だった
  4. ステロイドの影響は翌日の昼ころまでにほぼ消滅する → 昼食のボーラスは通常の糖質比のみでOK