1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

①突発性難聴と血糖コントロール

先週末から左耳に異常を感じ、ネットで調べると、突発性難聴の症状とドンピシャ。これはまずいと思い、糖尿病との関係を見ると「糖尿病の人は、そうでない人にくらべ、聴力障害の発症リスクが最大で約3倍に増加するという新しい知見が発表された」(糖尿病が聴覚障害の原因に 最大で3倍に増加との『糖尿病ネットワーク』の記事もある。

 

月曜日に通院先の総合病院の耳鼻咽喉科を受診したいと思い連絡したが、主治医が不在でpending。翌日の火曜日(昨日)、糖内科からの院内紹介で1日遅れになったが、無事に耳鼻科で検査・診察が受けられ、突発性難聴の診察が確定した。

 

耳鼻科の医師から「発症後1週間以内にステロイド治療を行わないと効果が期待できないこと、ステロイド使用時の治療成績は完治が約3割、改善ありが約3割、不変または増悪が約3割となること、代替療法としてビタミン剤などを服用する方法がある」などの説明を聞き、ステロイド治療を選びました。「翌日に入院してください。すぐ治療を開始します」と医師から告げられ、慌ただしく入院になりました。

 

今朝10時に入院手続きを行い、早速、ステロイド治療が始まりました。

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ステロイド治療を行うと血糖値が高くなる副作用がある突発性難聴ので、1型に罹患していると厳しい。

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昨日、主治医に基礎レートを高くするなどの血糖コントロールをどうしたら良いか、と聞いてみましたが、個人ごとに影響が異なるみたいで(当たり前ですね)、「とりあえず自分の判断でトライして」と言われました。

 

今日の夕食後の血糖値はバカ上がりです。これはステロイドの影響です。

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夕食直前に管理栄養士が病室に来たので、病院食の話しになりました。その時、私のカーボカウントの精度を確認してみようとの話しになり、夕食の炭水化物量を56gと答えました。管理栄養士は、夕食を見ながら電卓を叩き、59gが正解としたので、カウントはほ間違ってはいない。

 

実際に行ったことの時系列です。

  • 17:55   食前ボーラス 7.6u
  • 18:10   食事 炭水化物 65g
  • 18:35   脂質のためのボーラス 1.5u

これ以降はステロイド影響への対応

  • 19:05   ボーラス 1.5u (200超)
  • 19:30   SMBG   282
  • 19:32   ボーラス 1.0u
  • 19:57   ボーラス 1.0u(306)
  • 20:43   ボーラス 1.0u(311) → このあたりから血糖値が下降
  • 22:05   ボーラス 1.0u(247)
  • 23:07   SMBG   190
  • 23:10   ボーラス 1.0u(170台)→ 残存インスリンから追加ボーラス不要と判断

ステロイド対応のボーラスが6. 5単位、これは通常の糖質比で必要なインスリンが7.6単位に対して86%の追加ボーラスしました。これが入院1日目です。

 

明日は、主治医と面談てきるようなので、今日の結果で考えている自分の対応策を相談するつもりです。