1型でいこう!

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ポンプのヒビ割れの原因

〔3/21 10:15&12:00&21:15 追記〕

 

前記事で書いたポンプのヒビ割れが、なぜ起きたのかを調べました。そうすると原因が見えてきました、

 

下図の赤で囲った部分に亀裂が入っています。

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ポンプ上部の電池キャップのところが大きく割れ、

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ベルトクリップのホルダー部に沿って下に亀裂が進み、下に進むと亀裂の大きさが小さくなってます。

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このことから、ベルトクリップからポンプ側のホルダー(ベルトクリップを挿入する箇所)を通じて、ポンプ本体に力が加わり、亀裂ができたことが分かります。

 

新型のベルトクリップを使えば、旧型よりポンプに加わる力を軽減できるので、再発を防げると思います。

 

ポンプのスキンズ(シリコンカバー)を使っているので、ポンプに亀裂が入っていることに気づくのが遅れました。先週の通院時に、ポンプ・データのパソコンへのアップロードが上手くいかなかったため、スキンズを外したので、亀裂を見つけることができました。

 

メーカー(米国の本社)は、ベルトクリップの旧型から新型への変更を、単なるデザインの変更ではなく、問題があると判断して変更しているはずです。

 

私は、ネットの情報で、昨年の夏ころに新型のベルトクリップが利用できることを知り、担当のMRに新型のベルトクリップについて聞きました。MRの返事は、「旧型の在庫が無くなったら、新型を案内するようにしている。それまでは、リクエストベースで対応する予定」でした。今回のトラブルを通じて、日本法人の対応に問題があるように感じています。

 

ついでにメーカーに対する不満を書きます。

カニューレ(正式には Infusion Set インスリンポンプ注入セットと呼びます)は海外で5種類利用でき、日本ではその中の2種類(クイックセットQuick Set と シルエットSilhouette)の2択になっています。クイックセットは手軽に使えますが、チューブとカニューレの接続部が少しでもズレるとインスリンが注入されないトラブルが起きます。私は、これで数回、高血糖を起こしたので、クイックセットの使用を止め、シルエットに変更しました。ところが、海外では、クイックセットとシルエットを足して2で割ったようなMioという名称のInfusion Setが使えます。なぜ、日本では、Mioが使えないのか疑問です。

海外でどのようなInfusion Setがあるかは、ここ

Mioの動画は、ここ

 

残念ですが、現状はメーカーから事前の前向きな”お知らせ”を期待できない。1年半ほど前に、改善されたクイックセット用の新型サータが登場した時も、メーカーの発表すらありませんでした(詳細はここ)。ユーザーは、ネットや患者会などで情報を収集して自己防衛するしかないですね。