1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

CGMセンサの装着部位と再利用

メドトロニックが推奨するCGMセンサの装着部位が変更されていることに気がつきました。640Gマニュアルで上腕部が追加されています。この追加部位はFreeStyleリブレが推奨している部位と同じですね。

640G用の持続グルコースモニタ簡易マニュアルの27頁

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620G用の持続グルコースモニタ簡易マニュアルの20頁

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私は、腕を除き、いろいろな部位にセンサを装着してみました。今はお尻がベストと考えています。

 

これまでの変遷です。

  1. 腹部 一番オーソドックスな部位ですね。センサの装着が容易で装着に失敗することも殆どなく、センサの読み取り値も安定しています。でも、使用中に体の動きでセンサの電極が外れる(体の中で動く)ことがあります。そうなると、センサの感度が低下(読み取り値が低くなる)等で不安定になります。
  2. 太もも 1度試してだけで、止めました。理由は、ズボンの脱ぎ着で引っかかることがあり、センサ読み取り値も安定していないと感じたことです。
  3. 背中 数回、試しました。センサの読み取り値が安定していること、体の動きに影響されないことがメリットです。欠点は、サータによるセンサの挿入に慣れが必要で、最初は失敗しました。また、自分でオーバーテープを貼ることができないこともデメリットです。
  4. お尻 4ヶ月ほど前から、お尻に装着しています。センサ読み取り値が安定していることに加え、センサを装着していることを忘れてしまうほど、違和感がありません。欠点は、自分でオーバーテープを貼れないことです。

 

このようにセンサの装着部位を変えてきました。

お尻の装着位置は、Gパンの尻ポケットの端(腰骨側)あたりです。手で触って柔らかい箇所を確認して、サータでセンサを挿入します。

 

お尻は、センサが安定しているため、再使用(6日を越えて使用)できることも、大きなメリットです。再使用は、2回目まで(6日×2回)に留めています。3回目も使えそうなこともありますが、止めています。理由は、CGMセンサのグルコース値に誤差があると、スマートガードを利用する意味が無くなるからです。

 

 

再使用した場合、センサの機能が低下していないかを、ISIG値を見て、確認するようにしています。センサの機能低下が現れたら、新しいセンサと交換します。センサの機能低下について、「CGMセンサの寿命を知る」に書いています。

例えば、ISIG値が10:25の38.31から10:30の32.38と変化し、わずか5分間で6ちかく減少しています(下図)。このような異常値が複数回起きてくると、センサの機能低下と判断しています。今日、再使用の5日目でしたが、新しいセンサと交換しました。

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