昨日は、一日を通じて血糖値が安定していました。なぜ、そうなったのかの理由を考えたいと思います。
昨日は、食後の追加打ちがまったく必要がなく、眠前のSMBG測定値が122mg/dLで補食もせずに寝ることができました。今朝の起床時の測定値は80mg/dLで就寝中の低低血糖もありません。
一日を通して、血糖値が概ね70~180mg/dLに収まり、目標をほぼ満たしています。こんなに良い状態は、滅多にありません。
何がいつもと違っているのかというと、違いは次の3つです。
- 3食に対するボーラスのタイミングが、食事開始の18~19分ほど前だった。
朝食 19分前
昼食 19分前
夕食 18分前 - 朝食と昼食は、計算したカーボ量が実際よりも多過ぎた(インスリン単位がオーバー)ので、低血糖を防ぐために食後2.5~3.5時間後に補食をした。
朝食後 炭水化物23g相当(チョコレート、クッキー、キャンデー)を捕食
昼食後 炭水化物23g相当(チョコレート、アイスクリーム)を補食 - 夕食は、カーボ量の計算が実際と一致していた。
通常は、食事の15分前に、計算したカーボ量に対して必要なインスリンを注入しています。時計を見て、おおよそ15分後に食事を始めるようにしていますが、昨日は、インスリン注入後に雑用があって、食事の開始が遅れました。この結果からは、食事の開始時間を遅らせて方が良いようです。
ポンプのボーラス注入速度は標準を使っているので、1分あたり1.5単位で注入されます。食事別にインスリンの注入にかかった時間は
朝食 11.3単位 → 7.5分
昼食 6.6単位 → 4.4分
夕食 10.1単位 → 6.7分
です。ということは、注入時間を考え、食事の15分前にボーラスする必要がある、と言えます。でも、これは、意外に難しいでことです・・・
毎食のカーボカウントをそれほどきちんと行っていません。
主食については、毎回ご飯を計量器で測り、炭水化物量を計算しています。パンの場合は、食パンの枚数から計算しているので、カーボ量の誤差は少ないと思います。
副食については、調味料などの計算が難しいので、適当(勘で決めていることが多い)のが実情です。
このように計算したカーボ量を元に、糖質比を掛けてインスリン単位を決めています。実際のカーボ量とインスリン単位のズレは、追加打ちで調整することになります。
昨日の状況からは、多めにインスリンを打てば血糖値が高くならない、という推論になります。ポンプのスマートガード機能で低グルコース前アラートで鳴った時に補食すれば、低血糖を防げます。これが、昨日の状態でした。
食事の内容(脂質が多い、消化時間に影響する食材等)にも左右されるので、この方法を毎日使う訳にいかないですね。
来週、通院日があるので、主治医の意見を聞いてみたいと思います。