1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

ポンプ/SAPが故障した

ポンプ本体が故障したので、新しいポンプに交換することになりました。使い始めて僅か5ヶ月しか経っていないのに、「どうしてこんなに早く故障するの?」との思いです。「機械は壊れることがある」と理解はしていますが、(大げさな言い方かも知れないけど)自分の命に関わることなので、『常にきちんと動いているかを確認する必要がある』が、今回の教訓です。

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2日前から、20~40分ほどグルコース値の表示が途切れ、しばらくすると回復する現象が7~8回ほど起きました。その内の3回は、「センサ信号中断」のアラーム(下図)が表示されました。

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このトラブルが起きている間は、ISIG履歴のISIG値及びグルコース値が”ーーー”となりますが、そのまま放置すると自然に回復します。このため、ポンプの使用面で不具合が起きた訳ではありません。

 

アラームの内容とISIG履歴等の状況から、ポンプとトランスミッタの通信が切れていることが分かります。ポンプは身につけている(クリップで腰のベルトに留めている)ので、トランスミッーとポンプの距離は極めて近く(約20センチ)、1.8m以内との条件を逸脱して起きる問題ではありません。

 

2日間、このトラブルが続いているので、念のためと思い、サポートラインに電話しました。

 

担当者は、原因として

  • CGMセンーの留置が悪い可能性がある
  • トランスミッーが故障している可能性がある
  • ポンプ本体に問題があるかもしれない

の3つを上げましたが、私は、最初の2つは考え難いと返答しました。その理由は、

  • ポンプがセンサの信号受信の回復後、ISIG値の記録が修復され、通信が切れていた間のISIG値に乱れがないので、CGMセンサはきちんと動いている
  • トランスミッタに問題があるなら、ポンプに信号を全く送れなくなるはずだが、センサのデータはポンプに送られている

です。

 

担当者から、ポンプのセルフテストを行って欲しいとの指示を受け、ユーティリティからセルフテストを選び、テストを実行すると、下図のポンプエラーが表示されました。

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担当者にこの内容を伝えると、担当者は「周囲の電磁波の影響を受けている可能がある」と言う。私は、自宅の居間から電話し、その場所(自宅でいつも過ごす場所であり、環境に変化がない場所)でセルフテストをしたので、この説明に納得できません。電話の向こうにいるサポートラインの担当者に細かいことを説明するよりも、場所を変えて、同じテストを行ってみた方が早いと考え、自宅内の別な場所(洗面所)に移動して、再びセポンプのセルフテストを行いました。結果は同じで、再び、ポンプエラー(下図)となりました。

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この結果を伝えると、担当者は即座に「ポンプに不具合があるので、別のポンプと交換する」と言い、交換が決まりました。この後、手続き面(いつ、誰から、どのように連絡が来る等)を確認し、電話を切りました。約2時間後、代理店(ポンプの所有はメーカーではなく代理店)の担当者から電話連絡があり、ポンプの交換手続きが決まりました。

 

なお、上図で3行目にある"63”という数字はエラー番号で、不具合の内容を示しています。これについて、システム・ユーザガイドに何も記載がなく、ユーザーに開示されていません。メドトロニックはこのエラー番号で原因と問題の緊急度を判別しています。

 

ポンプが故障することがあるとは想定していましたが、こんなに早くその日が来るとは予想だにしていませんでした。