1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

起床後の血糖値上昇を改善したい

起床後に血糖値が上がる状態が続いています。これは食事とは無関係で、毎日、起床後に必ず上がります。昨年の10月中頃に、この現象に気がつき、これについて、ここで記事を書きました。この時から、朝食後にデュアル・ボーラスで対応してきましたが、

  1. 注入し忘れる
  2. 朝食を摂る時間が日によって変わるので、注入するタイミングが定まらない

の問題があり、時々、300超の高血糖を起こす原因になっていました。1月末に、「この部分(追加で1.8単位の注入)を基礎で対応したら解決できる」と考え、午前7時から11時までの基礎レートに、この追加分を組み込んでみました。基礎の変更は慎重に行う必要があるので、変化を確認しながら、以下のステップで行いました。

① 0.25単位/時×4時間で、合計1単位を追加

② 0.4単位/時×4時間で、合計1.6単位を追加

③ 7~8時:0.5単位/時、8~9時:0.6単位/時、9~10時:0.4単位/時、10~11時:0.3単位
  で、合計1.8単位を追加

④ 7~8時:0.5単位/時、8~9時:0.6単位/時、9~10時:0.4単位/時、10~11時:0.2単位
  で、合計1.7単位を追加

 

①と②では、血糖値の高さから注入したインスリンが合っていない(タイミングがズレている)ことが分かりました。フラットに追加するよりも血糖値が上昇するタイミングに合わせて注入量を変えた方が良いと感じ、③では、注入量を山型にしました。この時、昼前に血糖値が下がり過ぎたので、④で、10~11時の基礎を0.1単位減らしました。

 

この過程で、朝食の糖質比も合っていないと感じ、④を行った後に、8.8g/単位から、8.1g/単位に変更しました。

 
これらの変更は、過去4ヶ月間で得たデータに基づいて行っています。

 

これらの変更により、朝食後の血糖値(午前中のピーク)が300を超えることは無くなりましたが、まだ、高い状態(230~250)が続いています。

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上図は、今朝の変動グラフです。6時半過ぎに起床しましたが、その後、血糖値が上昇し始め、朝食直前には142まで上がりました。この上昇分が血糖値の山を押し上げ底上げ、昼食直前の血糖値は155となりました。

 

次に行うことは、基礎の増量の前倒しです。7時ころから上がることに対応するためにに、基礎レートを7時から増やしても駄目ですね。まず30分の前倒しをしてみようと思います。

 

これを何とか改善し、午前の血糖値のピークが200以下になることを目指し、試行錯誤しています。