ポンプに表示されているグルコース値が、SMBGで測定した血糖値と合っている時は気持ち良く感じます。この誤差を減らす工夫をここで以下のことを書きましたが、この方法では不十分なことに気がつきました。
較正は、1日に3回(下記)と決めています。この時間帯が、私にとって、血糖値の変動が少ない時です。
- 起床後30分くらい日(朝食前)
- 夕方16時ころ(忘れた時は、夕食前までに行う)
- 就寝23時ころ
このタイミングで較正することで、ポンプの表示値のズレが少なくなり、SMBGの測定と較正の回数を1日3回に抑えています。
今回、11日(月)の夜にセンサを交換しましたが、最初の2日間、大きなズレが続きました。
センサ留置後の最初の較正を11日20時ころに行い、寝る直前の24時に2回目の較正をしたのですが、ここで大失敗しました。2回目の較正直後にトランスミッタとポンプの通信が切れ(原因不明)、しばらくすると「新センサ使用開始」あるいは「再接続」を選択するメッセージが表示されました。「再接続」を選択したつもりが、誤って「新センサー使用開始」を選んでしまい、再び初期化されるという事態に陥りました。やむなく午前2時まで起きて、再び1回目の較正を行う羽目になりました。
この失敗で、第1日目の朝は、2回目(6時間後)の較正になりました。
今回の較正で現れたズレの傾向で感じたことが2つあります。
- センサの初期化後24時間(2回目の較正からカウントした時間)の較正がきちんとできていないと、ズレを引きずる可能性がある
- 食前の血糖値だけで較正すると、血糖値が低い時のデータのみが較正に使われるため、ポンプ内に血糖値が大きい時のデータが蓄積されない。この結果、血糖値が高い時、高い血糖値から下がった時のCGMセンサの表示に大きなズレを生むように思う
きちんと較正を続けると、徐々にズレが少なくなります。そして、6日目でSMBGの測定値とのズレがほぼ無い状態になりました。
残念なことに、ここで、センサの使用日数に到達したので、またゼロからのスタートです。