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CGMセンサのトラブル

ポンプ/SAPを使う上で、CGMセンサが正確に間質液のグルコース値を読み取り、ポンプに血糖値が表示されることを前提にしています。ところが、実際は、CGMセンサが均一な品質で製造されている訳ではないと感じています。希に、CGMセンサの品質でトラブルが起きることがあります。今回は、CGMセンサのトラブルについて書きます。

 

新しいCGMセンサを装着した後、決められた手順に従い、センサにトランスミッタを接続しました。トランスミッタの緑ライトが点滅した後、ポンプに「新センサ開始」を確認するメッセージが表示されたので、「新センサ使用開始」を選択しました。すると、約30分後に、「信号中断」のメッセージが表示されました。

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ポンプはセンサの直上に置いていたので、このメッセージに疑問を感じました。しばらく様子を見ると、さらに15分ほどして、「信号干渉の可能性」のメッセージが表示されました。

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周囲に信号を干渉するような機器がなく、いつもと同じ環境で行っているので、このメッセージは異常です。ポンプのISIG履歴を確認すると、すべて「---」の表示が続いています。これは、センサがグルコース値を読み取っていないことを示してします。

 

ここで、CGMセンサのトラブルと判断し、メドトロニックのサポートラインへ連絡しました。サポートラインの回答は、

  • センサに問題がある可能性がある
  • 別なセンサを使って欲しい

でした。私が行った操作に問題がないので、センサの費用を負担したくないと考え、製品の交換を求めました。サポートラインとの話し合いで、トラブルが起きたセンサを病院経由でメドトロニックに送付することが決まりました。

 

このセンサを体から取り外すと、体内に挿入されるセンサ部分がありません。ちょっと驚きました。トランスミッタの緑のランプが点滅したので、センサが体内にきちんと刺さったはずです。

 

後日、メドトロニックから、交換されたセンサと共に報告書が届きました。原因は、「ニードルハブに電極の一部が引き込まれたことで、トラブルが起きた」とされていました。私はこの内容に納得していません。というのは、報告書は、「トランスミッタを接続してもランプが点滅しなかった」と決めつけていますが、これは誤りだからです。私は。事実が正しく伝えるために、ポンプに表示された画面を写真に撮り、経緯を説明したメモを作成し、病院経由で渡しました。

 

今回のトラブルで、私自身に実害はありませんでしたが、医療機器なので、品質が気になります。