前記事の続きです。
ＣＧＭセンサの使用は６日に限定されていますが、初期化することで、同一のセンサを継続して使い続けることができます。その場合、どのようになるかを実験しました。
使用開始を含め、初期化を３回行いましたので、センサの使用期間は１７日間になります。１４日目からセンサの感度が落ちています（ISIG値が低下）。センサの感度が落ちていることは、SMBG血糖値／ISIG値が大きくなっていることで分かります。センサの使用開始から１４日目（12月8日）の１８時５１分までは、この値が２．５～３．５の範囲であったものが、これ以降は４．０を超えています。
前記事で書いたＣＧＭセンサの不安定は、再々初期化でセンサが１７日目になっていることが原因です。
この実験は、一つのセンサを選んで行っているので、センサが変われば異なる結果になります。
私の経験では、製造ロットによるバラツキがあると感じています。あるロットのセンサは、６日を超えると感度が低下することがありました。別のグループは、安定して倍の期間（１２日）使えたものもあります。
