780Gに慣れると思わぬ落とし穴に陥る。朝食後に激しい高血糖になった。冷静に原因を考えれば、過去(770G使用時)に類似の経験をしていた。780Gのスマートガードで問題が起きていなかったので、それを忘れていた。
自戒とリマインドを込めて記録。
目次
朝食後の高血糖
8/5(月)の朝食後、296mg/dLの高血糖になった。

かなりのインスリンを追加でボーラスした。
カーボカウントを間違えていた訳ではない。朝食のカーボ84g、9.4単位(糖質比9.0g/u)を食前15分にボーラスしている。
高血糖のアラームに気づき、ポンプを見るとグルコースが激しく上昇中。スマートガードに任せてもダメと判断して、マニュアルモードで3回の追加ボーラス(9:00 3単位、9:45 2単位、10:05 3単位の合計8単位)で正常に戻った。
血糖値が200を超えて上昇傾向が続く場合、次のようにして追加ボーラスしている。
- スマートガードをOFF
- マニュアルモードで追加ボーラス
- スマートガードをON
- 「要血糖値」に対して、血糖値入力画面で∧を押すとグルコース値が表示されるので「保存」→ 較正を「いいえ」
- スマートガードに復帰
この一連の操作は約1分で行える。
ただし、高血糖時の対応で行う例外的な操作で、通常はスマートガードに依存している。
高血糖の原因
原因は、就寝中に血糖値が低い状態が続き、オート基礎が長時間停止して体内のインスリンが欠乏したこと。私の膵臓はインスリン分泌が完全に枯渇しているので、ポンプからのインスリン注入が長時間(3時間以上)停止すると、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)に向かう。
特に、この日は、夕食の関係で眠前(23:35)の血糖値166mg/dLから下がり続け、オート基礎の停止が続き、朝までインスリンの注入がほとんど行われなかった。
午前3時にアラームで目が覚め、ブドウ糖10gを補食。このとき、「オート基礎が最小レートでタイムアウト」が起きていたが、補食で血糖値が上がればポンプは自動復帰するので、そのまま寝直した。
ところが、補食で「オート基礎が最小レートでタイムアウト」は解消したが、期待したほど血糖値が上がらず、午前4~7時の3時間、オート基礎が停止した。これが大きく影響したと思う。

詳細は
- 2:34 70mg/dLで低グルコースのアラート
- 2:44 最小注入レートのタイムアウト発生
- 3:00 グルコース値64mg/dLで目覚め、ブドウ糖10gを補食
- 3:30ころ スマートガード復帰 ⇒ オート基礎が回復
- 3:54 グルコース値88mg/dLのピークから下降
- 3~4時 オート基礎の注入量:約0.5u
- 6:30 起床 → グルコース値56mg/dLでブドウ糖14gを補食
起床直後の補食で血糖値が上昇し、午前7:04にグルコース値137mg/dLで自動補正で0.4uがボーラスされたが、体内のインスリン欠乏が大きかったようで、朝食後に急激に血糖値が上昇。
前日の8/4(日)にも、朝食後に250mg/dLの高血糖を起こしたので、2日連続の現象。

この問題は、770Gのときにも経験していた。
対策
起床後に寝ている間のグルコース推移をチェックして、午前3~7時のオート基礎を確認し、停止時間が長いときは、0.5~1単位をボーラスするようにした。
例えば、8/8(木)は午前4時前から7時ちかくまでオート基礎が停止していたので、午前7:21にグルコース値82mg/dLで1単位をボーラス。

朝食用のボーラスは、午前8時にカーボ67gで7.5uをボーラスした。
副食に揚げ物(脂質10.7g)を食べたので、スプリット・ボーラスで1時間後に1.8u(+25%)をボーラス。これについては以下に記載。
ポンプに任せにすると手痛い目にあい、結局は手間が増えることになる、と反省。