これまで、不良センサ(「780Gの不良センサ:「センサ更新中」と「要センサ交換」」)を除けば、すべてのセンサで7日間使用(実際は7日+α)できている。これは、私が行っている取り組みの効果と思う。
目次
「センサ更新中」が起きるのは?
『はじめてみよう!リアルタイムCGM』(P.24)に、「センサ更新中」がどのような場合に起きるかが記載されている。
「センサ更新中」は
- センサに問題がある場合
- トランスミッタとセンサの接続に問題がある場合
- センサに抜けがある場合
に起きる。
最初の「センサに問題がある」はセンサ不良が原因と思うので対策はできない。
センサを装着する部位
メドトロニックは、センサを装着する部位について『はじめてみよう!リアルタイムCGM』(P.11)で次のとおりガイドしている。
腹部にセンサを装着すると、体を曲げたり屈んだりする体の動きでフィラメントに影響を与えるリスクが高い。620G/640Gのときは、当初は腹部、その後、腰(臀部の上部)に装着していたが、770Gから腕に変更した。
左右の腕(上腕の裏)をローテーションしてセンサを装着している。装着する位置を少しづつずらして、同じ箇所にフィラメントが刺さらないようにしている。
センサを装着時の処理
腕にガチャンと装着する前に、サーター内で『はくり紙』を剥がしている。
事前にはくり紙を取り除くのは
- はくり紙を引きはがす力でセンサ(フィラメント)が動くリスクがある。これを避ける
- センサ底部に塗布されている糊が皮膚に密着する
- ニードルハブが抜きやすい
の利点があり、結果、センサ装着が簡単になる。
ただし、ガチャンする前にサーター内ではくり紙を取り除くとき、指がフィラメントに触れないようにする。はくり紙の端を引き起こしてから2本の指で端をつかみ、ゆっくり取り除くのが良い。
780Gになってから、このやり方で装着している。
なお、メドトロニックはオーバルテープを2枚貼ることを推奨しているが、私は、センサの使用中にトランスミッタだけを外せるように1枚しか貼らない。
トランスミッタの接続
センサにトランスミッタを接続するとき
- トランスミッタをセンサコネクタに確実に押し込む。必ず「カチッ」という音を確認する → 「カチッ」という音が確認できない場合、トランスミッタを接続し直している
- トランスミッタの緑のLEDが6回点滅を確認する
- ポンプに「センサ接続完了」のメッセージが表示され、「センサ準備中」がスタートしてから、粘着タブでトランスミッタを固定する(トランスミッタを接続し直す可能性があるため)
を行っている。これらを確実に行うことが、トランスミッタとセンサの接続で問題が起きる防止となる。
なお、ガーディアン4トランスミッタは、7日使用後のバッテリー残量が60%以上あるので、私はトランスミッタを外したときに毎回充電していない。充電をスキップしても、次回の充電時間が2倍にはならず、7日使用後に充電する場合の1.3倍くらいで終わる。充電をスキップするのは、センサ使用開始時の時間短縮が目的。
アームカバー
センサをしっかり固定するためにアームカバーを使っている。センサを装着したときに半日~1日着けている。
これは、メルカリでsakuさん(saku's room - メルカリShops (mercari-shops.com))から購入。。
sakuさんは、サイズ等の細かなリクエストに対応してくれるので、とても助かっている。
アームカバーは、センサのテープ(センサ本体裏の粘着部分とオーバルテープ)を腕に密着させることが目的。センサが腕にしっかり固定されるので、体内でフィラメントが動かないようにできる。
メドトロニックのアクセサリーショップで、腕に巻き付けるタイプのサポーター(アジャスタブルサポーター)が販売されている。こちらも試してみた。
装着が簡単なことと、フリーサイズの仕組みで腕の太さに簡単に合わせられることがメリット。他方、重なる部分の厚みがあるので、着用していて邪魔(鬱陶しい)と感じた。
センサ使用後の取り外し
使用済みのセンサを外すとき、テープが腕に密着しているので、ベリッと剥がすと皮膚にダメージを与える。これを防ぐため、私は3Mのキャビロン(剥離剤)を使っている。
さらに、剥がした後の皮膚ケアに、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド外用塗布剤)のアンテベート軟膏を塗っている(医師の処方)。
詳しくは次の記事を参照。