昨日は定期受診。主治医の診察前にメドトロニックの担当者から新しいポンプを受け取る予定になっていた。
ミニメド770Gの説明
待合室で、メドトロニックのロゴが入った紙袋を持つ男性がいたので、名乗りながら声をかけるとピンポン。
看護師の誘導で診察室隣の部屋に移動し、ポンプの説明がスタート。既に説明書を読み終え使用方法を理解している旨を伝え、必要最小限に説明を端折ってもらった。
「センサの留置をやってますか?」と聞かれたので、練習した。サーターが改良され操作方法が変わったので、操作でき良かった。
練習用のセンサと台座を使い操作。感想は
- サーターをセンサにセットする際、かなり力を加えて一気に押し込む必要がある(感触が大きく異なる)
- ボタンをワンプッシュするとセンサが留置される。そのままの状態(ボタン操作不要)で簡単にサーターを引き抜ける(ニードルハブがサーター内に引っかかることがなくなり、とても使い易い)
ここまでが10分くらい。「では、これで・・」という話しになりかかったので、聞きたいことがあると言って、説明書を読んでも分からないことを尋ねた。質問攻めのような形になったが、電話やメールでは聞けない、多岐に渡る内容について教えてもらえた。もちろん、その中には答えがないものもあった。
一例は、較正間隔が12時間から6時間に短くなるのはISIG値が不安定な時(短時間で不連続に変化・乱高下する場合)で、マニュアルモードでも起きる、とのこと。この原因は、皮下に穿刺されたセンサの電極(フィラメント)が動くことで起きることもあるが、腹部にカニューレとセンサを留置しているようなケースで、皮下組織がインスリンのダメージを受けているとセンサ読み取り値が安定しないことで起きる。解決策は、センサとカニューレを留置する部位を分ける(カニューレは腹部、センサは上腕など)こと、及びセンサをしっかり固定すること。
1時間ほどかかった。最後にポンプを渡されるのかと思ったら、ポンプは主治医から、となった。考えてみれば、当たり前ですね。新しいポンプは処方の変更なので、主治医の承認が必要で、主治医から渡された。
診察内容
新しい主治医になって3回目の診察。A1cは前回から+0.1。主治医は「低血糖、高血糖ともに少なく問題ないですね。A1cは6.5くらいに収まれば申し分ない」とのコメント。
ポンプが変わり自宅のストックがゼロとなり、トラブルでセンサが足りなくなるのを避けるため、センサを5個処方してもらい、次回の予約を5週間後にした(5個×7日/個=35日の計算)。次々回からは6週間間隔の診察に戻してもらうつもりです。
5週間の変動
TIR
Glucose Percentile report
Weekly success
Week-to-week
Hourly stats
770Gのセットアップ
帰宅後、640Gの設定値を770Gにコピーした。手作業で行うので、ちょっと面倒。
770Gに電池を挿入するとポンプが起動。言語を選び、時刻・日付を設定した。
770Gは640Gからメニューの構成と名称が変更されているので、使い慣れた640Gの設定項目を基準に対応する770Gの項目を探して770Gに入力した。入力し忘れを防ぐために640Gからコピーし終えた項目をメモしながら行い、1時間ほどかかってコピー終了。
新しいポンプの使用開始は後日になるので、電池を抜き保管モード(『戻る』ボタンを8秒以上の長押しでポンプがシャットダウン)にして、終了(電池を入れた状態で放置するとポンプが動いているため、ピーピーとアラームが鳴る)。