1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

CGMセンサの不具合

センサの交換は、いつも少しヒヤヒヤします。新しいセンサを使い始めの12~24時間ほど、読み取り値が不安定になることが時々(感覚的に言うと10回に1回くらい?)あることに加え、ごく希にセンサの不良に遭遇することがあるからです。そのため、センサを交換する日にち(曜日)を選び、交換は起床直後に行うようにしています(交換する曜日は、再使用の回数と日数で決める)。

 

昨日の朝、約10日使用したセンサを新しいものに切り換えると、トラブルが起きました。

 

新しいセンサは前日の土曜朝に留置して、事前に24時間体につけ、間質液に馴染ませました。ところが、センサの不良で、間質液の値を読み取れません(ISIG値が記録できない)。トランスミッタをセンサに接続してから15分後くらい経った、「あれっ、おかしい」と気がつきましたが、すぐにはセンサに原因があるとは分からず、1時間半ほど悪戦苦闘してしまった。

 

異常に気がついたのは、ISIG履歴をチェックした時です。トランスミッタを接続して、「準備中」の表示が出始めると、ISIG履歴を確認するようにしています。その習慣があるので、ISIG値がまったく記録していないことが分かりました。

 

ISIG値が記録されない原因は

  • トランスミッタの故障
  • センサの留置がおかしい(電極が体に刺さっていない等)

が考えれます。

でも、トランスミッタは先月の中旬に交換したばかりだし、直前まで正常に使えていたことから、トランスミッタが故障している可能性がほとんどない。そうなると、センサの留置が悪いことが原因の可能性が高いですね。

 

交換前の古いセンサを体から外していない(新しいセンサの稼働を確認できるまで体に残している)ので、そちらにトランスミッタを接続することにしました。これで無事にISIG値が記録され初め、初回較正となりました。古いセンサは3回目の使用(3クール目)ですが、今も問題なく動いています。

 

夕方、トラブルが起きたセンセを体から外すと、電極はほぼ真っ直ぐに伸びているので、センサの留置に問題があったとは考え難い。目視で電極を確認しても、異常は感じられないので、メドトロニックのサポートラインに電話し、事情を説明しました。そして、(翌日の)今日、病院担当のMRから電話連絡があり、センサ不良として交換することになりました。

 

起きたことを時系列で書きます。

  • 起床直後、使用中のセンサかトランスミッタを外し、充電
  • 8:30頃、トランスミッタを新しいセンサに接続
  • トランスミッタの緑のライト点灯を確認
  • ポンプにセンサ接続完了のメッセージが表示され、新センサをクリック(下図8:33)
  • 「準備」(センサの初期化、Sensor warm-up)がスタート(下図 8:33)
  • センサの初期化が進まない(ISIG値が記録されない)(次の図)
  • 20分ほど経過すると、突然、センサ準備がリスタート(下図 8:53)

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  • 突然、ポンプのセンサ接続完了のメッセージが表示 → 新センサをクリック(下図 8:55)
  • センサ準備がスタート(下図 8:55)
  • センサの初期化が進まない(ISIG値が記録されない)(次の図)
  • 突然、センサ準備がリスタート(下図 9:03)

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  • トランスミッタをセンサから外し、充電を行い、再び、センサの接続 → 緑のライト点灯を確認 → センサ接続完了のメッセージの表示 → 新センサをクリック(下図 9:23)
  • センサ準備がスタート(下図 9:23)
  • ISIG値が記録されない状態が続くため、センサに問題あると判断

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こちらが、古いセンサにトランスミッタを接続し直し、「準備」(Sensor warm-up)が正常に進んだ時のISIG値です。センサを交換する場合、ISIG履歴がこのように記録されていることを確認しています。

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ポンプを3年ちかく使っていますが、今回のトラブルは初めての経験です。